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【WEX2次試験対策】シラー(フランス)・テンプラニーリョ(スペイン)

クローズエルミタージュのサンスとアルトス・イベリコス・レゼルヴァ 自分みがき
ころ
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ワインエキスパートの2次試験対策って何をすればよいの?ワイン別のマークシートの回答の参考例が知りたいよー。

という悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?私は2019年のワインエキスパート試験にストレートで合格しました。

ワインエキスパートの2次試験は、ブラインドテイストです。出題されるのは、赤ワイン2種・白ワイン2種・その他の酒類1種ですが、ワインについては「外観」や「香り」や「味わい」のコメントをマークシートで回答します。正解が明確ではないため、どのように回答すると良いかわからないですよね。

そんな方のために、私が飲み比べをしたワインをワインエキスパート2次試験のマークシート形式に沿ってコメントを記載していきます。

ワインエキスパート2次試験を受験される方の参考になれば幸いです。

★2次試験対策のまとめ記事はこちらです

 

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本日の飲み比べ

本日の飲み比べは下記の赤ワイン2種類です。

  • フランス産シラー
  • スペイン産テンプラニーリョ

フランス産シラー

クローズエルミタージュ サンス

シラー」はフランスのローヌが有名です。オーストラリアにも伝えられ「シラーズ」として独自に進化していった品種です。色が濃くてパワフルでスパイシーなワインでもあり、長期熟成の高級ワインも生み出すことができます。

今回飲み比べをしたのは、ローヌ北部のクローズエルミタージュの「クローズエルミタージュ サンス(2016)」です。(写真右)

 

ワインエキスパート2次試験のマークシート形式に合わせたコメントを掲載します。※あくまで参考なので、これが必ずしも正しい回答ではありません

外観

清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 紫がかった、ガーネット
濃淡 やや明るい
粘性 やや強い
外観の印象 若々しい、成熟度が高い

シラーの色調は濃い赤が特徴ですが、このワインはやや明るめでした。アルコール度数が13%でやや強めで粘性も高めのため、外観だけでフランスのシラーと判断するのは難しいです。

 

香り

第一印象 開いている
果実・花・植物 ラズベリー、ブルーベリー、カシス、スミレ、ローリエ、ドライハーブ、土
香辛・芳香・化学物質 肉、ロースト、シナモン、ナツメグ、黒胡椒
香りの印象 第一アロマが強い、木樽からのニュアンス

シラーの香りの最大の特徴は、「黒胡椒」のスパイシーな香りです。ただ、このワインは果実の香りの方が強く、黒胡椒のはっきりとした香りというよりも、粉末ペッパーのようなニュアンスが近いです。この香りが拾えるかが、「フランスのシラー」と回答できるかの大きなポイントになってきます。

また、シラーは血や肉のような「獣っぽさ」の香りをとることもできます。

スミレの香りとは?
赤ワインで青から紫のニュアンスが感じられるときに使用する表現で、暑くない地域で栽培されたブドウを使ったワインに現れやすい

 

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ドライ
酸味 なめらかな
タンニン分 サラサラとした、溶け込んだ
バランス ふくよかな
アルコール やや強め
余韻 やや長い

シラーの味わいの特徴は、「力強さ」です。ジャムのような濃縮感のある果実味と、香りと同じようなスパイシーさを感じることができます。

オーストラリアのシラーズの違いとしては、オーストラリアの温暖な地域で栽培されるシラーズは、フランスのシラーよりも更に濃縮感や粘性があり、黒胡椒の香りもはっきりと感じられることが多いです

 

このワインの総合評価としては、「成熟度が高く、豊か」であり、デカンタージュは必要なし供出温度は17-20度グラスは中庸のものを選択するのが〇です。

 

このワインは、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングで購入可能です。

 

スペイン産テンプラニーリョ

アルトス・イベリコス・レゼルヴァ

テンプラニーリョはスペイン原産の品種で、長期熟成の規定があるため若いワインが出題されることはありません。

今回飲み比べをしたのは、リオハで生産されている「アルトス・イベリコス・レゼルヴァ(2012年)」です。(写真左)

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 落ち着いた
色調 ガーネット、オレンジがかった
濃淡 やや明るい
粘性 強い
外観の印象 成熟度が高い、やや熟成した

赤ワインは熟成すると色調がオレンジがかってくるため、外観で熟成されたワインであることが判断できます。

熟成されたワインは、濃淡が薄くなってくるので、もともとの濃いタイプの品種が熟成されている可能性があることを覚えておきたいです。

テンプラニーリョは長期熟成が規定されているため、熟成したワインしか触れることはありませんが、若いワインは濃淡の濃いワインなのです。

 

香り

第一印象 華やかな、深みのある
果実・花・植物 ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、乾燥イチジク、牡丹、ドライハーブ
香辛・芳香・化学物質 乾いた肉、なめし皮、コーヒー、カカオ
香りの印象 熟成度が現れている、木樽からのニュアンス

熟成されたワインであるため、深みのある香りを感じることができます。果実は色素の濃い果実を選択しますが、濃いワインの特徴である「獣っぽさ」は熟成するとともに、「乾いた印象」に変わるため、「乾いた肉、なめし皮」などを拾うことができます。

 

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ドライ
酸味 円みのある
タンニン分 シルキーな
バランス ふくよかな
アルコール やや強め
余韻 長い

テンプラニーリョの味わいの特徴としては、タンニンと酸がしっかりしていることですが、長期熟成により酸味が円くなり、口当たりがなめらかになるところです。

タンニンが歯にしみこむような感じが、スペインやイタリアワインの特徴としてあるため、イタリアワインと間違えやすいのが、テンプラニーリョです。

熟成されているためネッビオーロと間違えやすいですが、ネッビオーロは色調が薄く、アタックも強く力強いワインです。サンジョベーゼにも間違われやすいですが、サンジョベーゼは酸味がより強いのが特徴です。

 

このワインの総合評価としては、「成熟度が高く、豊か」であり、デカンタージュは事前30分前供出温度は17-20度グラスは大ぶりのものを選択するのが〇です。(ゆっくり楽しむワインに大ぶりのグラスを選択します)

 

このワインは、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングで購入可能です。

 

まとめ

クローズエルミタージュのサンスとアルトス・イベリコス・レゼルヴァのラベル

今回は熟成されているワインがありましたが、2次試験でも熟成されたワインが出題されることもあります。

熟成されたワインと若いワインでは、マークシートの選択する回答が全く異なるので、「熟成されたワインか、そうでないか」の違いを把握しておきたいところです。

 

価格としては、フランス産シラーは2,500円くらい、スペイン産テンプラニーリョは3,800円くらいのワインです。

 

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この記事は、「ソムリエ協会 2019年度版教本」と「ワインテイスティングの基礎知識 著:久保 將」を参考にしています。「ワインテイスティングの基礎知識」に関しては、テイスティングについて細分化して説明してあったり、香りの捉え方と、たくさんあるワインの香りの特徴など詳しく説明されているため、とても参考になります。ワインエキスパートを受験される方の役に立つ参考書です。
   

 

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