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女性の仕事 セクハラ・パワハラは会社に訴えるべき?私は訴えました

女性のしごと
ころ
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パワハラやセクハラを受けて悩んでいる…これって会社に訴えるべき?でも、会社にもみ消されそうで怖い…

 

という悩みを持っている方に向けて、実際にパワハラやセクハラを受けて会社に訴えたことのある私が、どのように訴えたのか、訴えるときの注意点などをお伝えしたいと思います。

 

このブログは、「女性の仕事」をテーマにしたブログです。私は、正社員、派遣社員、契約社員など様々な雇用形態、様々な業界で働いてきました。その経験をもとに、仕事上で抱える女性の悩みに参考となるように、このブログを書いています。

 

この記事はこんな方向け
・パワハラ、セクハラを受けている女性

・パワハラ、セクハラを会社に訴えようか悩んでいる女性
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パワハラ・セクハラは訴えるべき?

昨今、アイドルやタレントがSNSで「パワハラやセクハラ」を受けていることを告白し、テレビのワイドショーやネットニュースで大きな話題になることが多い時代になりました。

 

SNSで発信されたその情報は、すぐさま拡散され、パワハラやセクハラした人を特定し、その人物は大きな非難にさらされています。

 

タレントであれば、SNSで発信すれば(もちろん、とてつもない勇気が必要ですが)マスコミにキャッチしてもらえますが、一般企業で働く女性が「パワハラやセクハラ」を受けた場合はどうすればよいのでしょうか?

 

女性が社会の中で働いていく上で、「パワハラやセクハラ」は無視できない問題です。私は様々な職場を経験してきましたが、一度だけひどい「パワハラ・セクハラ」を受けたことがあります。その時期は、私の人生の中でとてもつらい時期で、暗い記憶として残っています。

 

そして、最終的に私がとった行動は、「会社に訴える」でした。私には私の背景と事情があり、そうせざるを得ませんでしたが、それまでたくさん悩みました。ですが、今では「訴えて良かった」と思っています。

 

その経験を踏まえて、現在パワハラやセクハラで悩んでいる女性に向けて、誰かに相談したり、会社に訴えたり、そのつらい現実から逃れられるように、私がどのようにしてパワハラ・セクハラ問題を乗り越えたかについて、お伝えしたいと思います。

 

パワハラ・セクハラを訴えるまで

私は、某大手企業の役職者の秘書業務をしていました。パワハラ・セクハラを受けたのは、私が秘書を担当していた、その役職者です。社内では「仕事ができる人」で有名でしたが、そのやり方が少し強引な部分も多く、敵を作りやすいタイプの人でもありました。

 

具体的にされていたことは、パワハラとセクハラが混ざったような行為でしたが、

  • 会社から帰宅した後や休日にも個人の携帯に業務以外の私的な連絡をしてくる
  • 気に入らないことがあると、無視し続けられる
  • かと思えば、突然怒り出し、怒鳴る
  • こちらも強気に出ると、夜中に「俺は辛いんだ、死にたいんだ」という内容の電話がかかってくる

という感じでした。私はその人の専任秘書であったため、その人の機嫌一つで仕事ができなくなり、助けを求められる人もおらず、毎日のように振り回されて、疲れ果てていました。

 

休みの日にも個人の携帯に、「彼氏と会っているのか?」などプライベートな質問をメールで送ってくるのです。嫌なので、無視していると翌日の会社で機嫌が悪くなり、仕事が進められないという状態でした。

 

「部署を変えてもらおうか」とも思いましたが、「俺は仕事が出来過ぎるから、社内のことは思い通りになるんだ!」と自慢していたり、「このあたりの企業は俺の息が全部かかっているから、俺に嫌われたら、このあたりでは働けなくなるぞ」ということまで言っていたので、怖くて行動を起こせませんでした。

 

いま思えばその発言は、ただの強がりの大嘘で、あり得ないことだとわかるのですが、精神的に支配されてしまっていた私は、反抗したら「今後どの会社でも働けなくなってしまうのではないか」と本気で思っていたのです。

 

勤めていた企業は上場企業であったため、会社にはきちんと「パワハラ・セクハラ相談窓口」が設置されていましたが、相談しても「その事実を会社に握りつぶされてしまう」という話はよく聞くので、ためらっていました。また、自分が「パワハラ・セクハラ」を受けていること自体が恥ずかしく、人に知られたくなかったのです。

 

部署は違いますが、同じ場所で働いている人たちからは「〇〇さんにいろいろ、言われたりしてるけど大丈夫?」と声をかけてもらえることはありますが、だからと言って、その現場を止めてくれる人はいないのです。

 

パワハラセクハラを会社に訴えるきっかけ

そんなある日、会社の飲み会の席で、パワハラ・セクハラ上司の機嫌が突然悪くなり、近くにある椅子を蹴っ飛ばしたかと思うと、いきなり私の頭に掴みかかるという事件が発生しました。

 

私は怖くて仕方なくなり、その場で大泣きしました。事態を察知した周りの人たちが、パワハラ・セクハラ上司を隔離して、私は帰宅することができましたが、怖くて動けずに帰りの電車に乗れないほどでした。

 

そして、その翌日から会社に行くのをやめました。と、同時に、「なぜ自分がこんな目に合わねばならぬのだ」という怒りがこみ上げてきました。「どうせもう会社には行かないのだから、どうにでもなれ!」という気持ちで、会社の「パワハラ・セクハラ相談窓口」に訴えることを決意したのです。

 

電話で訴えた翌日には、「パワハラ・セクハラ相談窓口」の専任社員が本社のある東京から、私の住む愛知県まで駆けつけてくれました。そして、これまでに私が受けてきたことを伝えました。

 

パワハラ・セクハラを訴えた後

訴えた後、どうなったかというと、パワハラ・セクハラ上司は「懲戒解雇」になりました。本来は、パワハラやセクハラを行っただけでは「懲戒解雇」にはなりません。ただ、その上司は、この他にも「交通費の水増し請求」や「勤務時間内に飲酒」をするなど、いくつもの就業規則違反をしていたのです。

 

それが、私の訴えをきっかけに明らかとなり「懲戒解雇」となりました。こんな人物が、大手企業で役職をもらって普通に働いていることに驚きましたが、会社とは、世の中とは、そういうものなのだ、ということがよく分かりました。人間性は関係なく、仕事ができる、会社に利益を出せる人間だけが出世していくのです。

 

私は、パワハラ上司の「懲戒解雇」が決まるまでは、有給休暇を使用せずに休むことができ、その上司が出社しなくなってから、復職を果たしました。しかし、精神的には疲れ果ててしまい、出社しても居心地の悪さをずっと抱いていました。

 

他の社員たちには、「あなたが気にすることは全くないんだよ」と言ってもらえましたが、完全に忘れるということは今もできない状況です。

 

パワハラ・セクハラを訴えてみて思うこと

パワハラやセクハラを会社に訴えるということは、誰の人生にも起こりえることではないはずです。私にも、「上司に嫌われたくない」という思いがあり、その思いから出る態度が、その上司の行動を冗長させてしまったこともあるはずです。

 

ですが、自分のことを責め、会社にも訴えずに、泣き寝入りして何の行動も起こさずに会社を辞めていたとすると、たくさんの違反行為をしていた人間が、大きな顔をして会社で出世していき、私のような思いをする女性を増やしてしまう結果になったのだと思うと、「訴えたことは意味のあることだったんだ」と思います。

 

会社に訴える際に準備しておきたいこと

勉強イメージ

私が会社に訴えるときに、「こうしておいて良かった」と思うことと、「こうしておけばよかった」と思うことがあったので、参考に記載しておきます。

 

1⃣起きたことを事実として紙にまとめておく

訴える際には、事実を時系列にまとめておくことをお勧めします。私は、通報電話をした際には、緊張と動揺があったため、支離滅裂な話しかできませんでした。しかし、翌日の相談窓口の聞き取り調査の際には、事実を時系列にして紙にまとめておいたものを用意しておきました。これは、伝えたいことを漏らさず伝えたかったことと、感情的になっていたので感情論だけで話をしても、男性には伝わらないと思ったためです。話を聞きに来る社員は男性2名というのを事前に知ったため、そうしました。

また、辛さをアピールするために事実を誇大表現してしまうことにより、私が「嘘をついている」と相手に思われないようにしたかったのです。これは効果があり、実際に私自身がまとめた嘘のない紙が、社長にまで回覧されたそうです。

 

2⃣メールのやり取りなどの証拠をとっておく

窓口相談担当の社員は、私だけの話を聞いて、判断はしません。実際に私の話を聞いた後に「これはあなたから話を聞いただけなので、それが事実かわかりません。これから私たちは確認作業に入らないといけません。」と言われました。そして、「証拠となるメールのやり取りや録音した音声はありますか?」と証拠の提出を求められました。録音した音声はありませんが、私にはパワハラ・セクハラ上司から送られてきた数々の嫌なメールを消さずにとっておいたため、そのやり取りを提出しました。

 

3⃣現場を見た証人、証拠を残す

現場を見ている証人も大切です。私は、頭を掴まれた現場をたくさんの他の社員が見ていました。相談窓口の社員は、その人たち全員に事実の確認をとっていました。

パワハラやセクハラを誰も見ていないところで行う陰湿な人間もいると思いますが、訴えるにあたって証人は大切です。自分の身を守るために、パワハラ・セクハラ行為を人目につかせるか、それこそ録音などの証拠を残しておくことが大切です。

 

まとめ

パワハラ・セクハラ上司は、そこら中にいると思います。そしてその数以上に、パワハラ・セクハラに悩む女性はいるはずです。そんなパワハラやセクハラに悩んでいる女性の、少しでも参考になればと思い、この記事を書きました。

 

私は、パワハラやセクハラを受けていることを、心配をかけたくない一心で、会社を休むその日まで、家族に言えませんでした。父親には今も話していません。友人にも、なぜか恥ずかしく話せませんでした。ただ、もっと早く相談していれば、あんなに苦しまなくて良かったのにな、と今では思います。

 

会社に訴える勇気は相当なもので、受け入れてもらえるか賭けでもあります。私の場合は、その上司が「懲戒解雇」になったため、職場で会わずに済んだので良かったですが、そもそもの話を握りつぶされたり、部署は変えてもらったけど顔を合わせてしまう機会もあるなど、訴えた後にどうなるかは様々なケースがあります。

 

しかし、泣き寝入りして、自分だけが苦しむのは悔しくないでしょうか?確固たる証拠があれば、会社側も受け入れざるを得ません。苦しむだけではなく、問題を解決できるように準備してみはいかがでしょうか。外部の相談機関(全国の労基署)や弁護士に相談することもできますが、費用も掛からず解決が早いのは会社に訴えることです。

 

今現在、パワハラやセクハラで悩んでいる女性が、少しでも前向きに行動できるように祈っています。

 

 

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