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難易度高い!世界遺産検定1級に合格できる勉強法とテキスト徹底解剖

ヴェネツィア 自分みがき
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

私は2019年7月の「世界遺産検定1級」の試験に一発で合格することができました。

世界遺産検定合格証

興味半分で受けてみた「世界遺産検定2級」を、97点(100点満点中)で合格することができたことと、「世界遺産検定2級」の勉強してみて様々な国の遺産を学ぶことが楽しかったのが理由です。

難易度が高い試験ではありますが、受験を決意し無事に合格することができたので、これから勉強を始める方に向けて記事にしたいと思います。

 

この記事はこんな方向け
世界遺産検定1級の資格取得を目指している方
・世界遺産検定1級の勉強方法を模索している方

世界遺産検定2級の合格のための「勉強方法と出題傾向」はこちらの記事にまとめています。

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世界遺産検定1級の資格概要

イエローストーン国立公園
イエローストーン国立公園@アメリカ

この記事を読んでいる方は、「世界遺産検定2級」に合格して、

「1級も受けてみようかな?」

と思っている方が多いと思いますが、簡単に世界遺産検定1級についてまとめておきます。

 

●試験日:7月、12月の年2回
     ※2級~4級は上記+2月・9月の年4回
     詳細の日程は世界遺産検定公式HPでご確認ください

●試験時間:90分

●出題内容:世界遺産の基礎知識
      日本の遺産
      世界の自然遺産
      世界の文化遺産
      その他

●回答方式:マークシート

●問題数:90問

●受験資格:世界遺産検定2級合格者

●受験料:9,700円
    

その他の詳細については「世界遺産検定」公式ホームページをご確認ください。

 

世界遺産検定1級の難易度

シェーンブルン宮殿
シェーンブルン宮殿(グロリエッテ)@オーストリア

世界遺産検定1級の合格基準は、

200点満点中 140点以上の取得

です。70%正解できれば合格することができます。資格試験の合格基準としては普通のラインだとは思います。しかし、世界遺産検定1級の試験問題は難易度が高く、平均点が低いため、少しでも多くの問題を正解することが重要になってきます。

 

過去の世界遺産検定1級の合格率は下記のとおりです。(世界遺産検定公式問題集 1級・2級 2019年度版より)

2018年7月実施分

平均点:110.2点 合格点:135点 合格率:20.3%

2018年12月分実施分

平均点:109.3点 合格点:133点 合格率:20.3%

(満点は200点)

 

70%以上正解している受験者が20%に満たない場合は、得点調整が入り合格の基準の点数が下げられます。この数字を見てわかる通り、受験者の半分は、問題数のほぼ半分しか正解できないのです。そして、70%以上正解できる受験者が2割に満たない、難易度が高い試験なのです。

 

私もこの数字を見た時に、「これは本気で勉強しないと合格できないな」と思いました。そして、本気で勉強しました。

 

私がおこなった勉強時間は、

4ヶ月間

1日2~3時間以上

です。専業主婦ですが、同時期に「ワインエキスパート」という資格を受けるため、こちらの勉強もしなくてはならず、世界遺産1級の資格のために勉強できる時間は、1日3時間が限界でした。

 

知ってのとおり世界遺産は、すでに1,000件を超えています。公式テキストは想像よりも分厚く、上下巻と分かれているのですが、合わせると厚さが5㎝にもなります。これだけの量を覚えるのは至難の業です。2級の300件とは比べものにはなりません。

公式テキストの分厚さ

そんな膨大な量の遺産の特徴を覚えないといけない中で、私が合格までに行った勉強法について説明したいと思います。

 

教材について

世界遺産検定1級テキスト

まずは、教材について。教材は「NPO法人 世界遺産検定アカデミー」が発行している「公式テキスト」と「公式過去問題集」の2つのみです。1級用のテキストは上下巻に分かれているため、2冊あります。

 

公式問題集は2級の問題集と一緒になっているため、すでに持っている方が多いと思います。私は2級の試験のために、公式問題集を1冊購入しましたが、1級対策は1冊では足りないと感じ、直近3年分の問題集を揃えました。

世界遺産検定1級 公式問題集

資格試験には公式テキスト以外に、公式テキストをわかりやすくまとめなおした参考書や過去問をたくさん掲載している問題集が販売されていますが、「世界遺産検定」にはそういった書籍は販売されていません。

 

そのため、世界遺産検定1級受験のために必要な書籍は、「公式テキスト」と「公式過去問題集」しか選択肢がありません。Amazonで購入できます。(※1級のテキストは2019年に改定の予定はありません。次回は2020年には改定予定とのこと)

問題集は、問題傾向が把握できたり、問題数をこなしたほうが自信が付くため3年分は購入した方が良いかと思います。(1冊に試験2回分しか掲載されていません)

 

合格までの勉強方法

勉強イメージ

勉強方法に関しては、様々な方が世界遺産検定1級の合格ブログに、「一番大事なのはテキストをひたすら読むこと」と記載していますが、私もそれは間違っていないと思います。

ただ、それだけでは思うように頭に入ってこない上に、飽きてしまうため、私は少し工夫をしました。私が行った勉強法をご紹介します。

 

まずは「世界史」を総ざらい

世界遺産検定2級を受験するときは、「世界史」が頭に入っていなくても充分に合格できますが、1級になると「世界史」が頭に入っていた方が、様々な遺産の特徴を覚える上でかなり有利になってきます。

 

現役の高校生であれば、世界史を勉強しているので、世界遺産検定1級のために勉強する必要は無いかと思いますが、私のように大学卒業後、何年も経っていて「世界史のことなんて、すっかり忘れてしまった」という方は軽くでも世界史を復習しておくことがおすすめです。

 

細かく全世界の歴史を追う必要はありませんが、大まかな歴史の流れを把握しておくことで、

この時代に、この国で、こんな遺産がつくられた

ということが、歴史に結び付けて覚えやすくなるのです。

 

世界史復習用のおすすめ本

1冊でわかる世界史の本

私は成美堂出版から発行されている「一冊でわかる イラストでわかる 図解世界史」を購入しました。イラストが多く、また世界全体の年表が掲載されていたり、「どの時代に、どの国で、どんな出来事があった」ということがわかりやすくまとまっています。

わかりやすい世界史年表

発行が2006年発行と少し古いですが、世界史の復習には充分です。ブックオフやメルカリなんかで購入できると良いかもです。

 

世界史の復習をYouTubuで

この動画を見つけた時は感動したのですが、YouTubuでオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、「世界史のエクストリーム授業」の動画を配信しています。

「エクストリーム授業」とは、細かい話はすっ飛ばして、わかりやすく説明する授業らしいのですが、その通りにとてもわかりやすいです。世界史が苦手な方でも、楽しく、手軽に学ぶことができます。(世界史苦手な方が、世界遺産検定を受験しないかな…)

 

公式ホームページの動画の閲覧

下記の世界遺産検定公式ホームページの下の方に掲載されている、「学習アシスト」の動画を閲覧しました。私は2級受験の際にも、2級用の動画を閲覧しましたが、研究員の宮沢さんが1級受験に向けたアドバイスをしてくれます。

 

出題されやすい問題なども教えてくれるので、テキストを読むのに疲れたら見てみてください。

 

テキストを読み込む

勉強の核となる部分は、やはり「テキスト」を読み込むことです。私は3回は読み込みました。(問題集をやりながら見たりするのはカウントしていません)

 

1級のテキストは、2級のテキスト同様に覚えるべき部分が、赤太文字や黒太文字になっています。赤黒太文字を覚えるのは必須です。2級の試験では、日本の遺産以外には太文字以外は覚えなくても合格できますが、1級では1点でも多く点数を取るために、太文字以外もできるだけ頭に入れておく必要があります。注釈がある場合は、ページの下の方に記載されている「※」の文章でさえ出題されることもあるのです。

 

太文字ではない部分から出題される問題は、「なんとなく読んだことあるかな」という感じでも回答できるような出題方法なことが多いため、少しでも多くテキストを読んでおくことが重要です。

しかし、読んでるだけでは、集中力がすぐになくなってしまったり疲れてしまい、太字部分ですら覚えるのが困難です。そんな中で、私が工夫した点は次の2点です。

 

イメージがつかないものはテキストに絵を書き込む

テキストに書き込んだ絵

例えば、自然遺産には名前も聞いたことのない生き物が、赤太字で記載されていたりします。イメージできないものは覚えられないので、私はこの写真のようにテキストに絵を描きこんで、印象付けるようにしていました。(絵心が無くても、自分がイメージできるようなることが大切です)

 

よく出てくるワードをピックアップしてまとめる

テキストを読んでいると、似たようなカテゴリーのワードが、何個も赤太字や黒太字になっています。

 

例えば「建築様式」は、様々な国の遺産で太文字になっています。ルネサンス様式やゴシック様式などメジャーな様式以外にも、

  • パローツ様式
  • マヌエル様式
  • マニエリスム様式(などなどもっとたくさんあります)

というような、たくさんの建築様式が太文字で出てきます。それらを拾ってノートにまとめておくのです。カテゴリーで分けておくと、後々、問題集をやるようになったときに便利なのです。

 

試験問題は、選択肢が①~④までありますが、答え合わせをする中で、正解以外の回答がどこの遺産のものであるか?を探すのがとても大変なのです。ノートにまとめておくと、ワードからその遺産にすぐに結びつけることができます。

 

「建築家」も太字になっていることが多く、1試験に1問は「建築家」を問う問題が出ているので、まとめておきましょう。

 

私がまとめたテキストの太字や重要な単語を、似たカテゴリーのワードでまとめたポイント集を別の記事にまとめています。過去問を分析した出題傾向なども記載しています。

①【建築様式・人物編】

②【自然遺産編】

③【人種・民族・首都・宗教編】

④【基礎知識・時事問題・その他編】

⑤【各国の歴史と世界遺産編】

 

優先順位をつける

基礎知識 日本の遺産 世界の遺産 その他
25% 20% 45% 10%

上記は世界遺産検定公式HPに掲載されている、1級の試験の出題される問題の比率です。2級の問題比率とほぼ一緒ですが、「基礎知識」と「日本」の遺産で「45%」を占めています。

 

できるだけ、まんべんなく勉強をすることが合格へと近づくことに間違いありませんが、まず最初に勉強をする部分や、力を入れる部分、最後に勉強しておくべき部分は、「基礎知識」と「日本の遺産」です。

 

「基礎知識」と「日本の遺産」は、太文字でない部分からもたくさんの問題が出題されます。流し読みはせずに、すべてのページをしっかり目に焼き付けるように読んでおきましょう。

 

試験前にチェックしたいこと

ノートルダム大聖堂
火事になる前のノートルダム大聖堂@フランス

勉強法の一つにはなりますが、試験前にチェックしておきたいものを挙げておきます。

ツイッター・フェイスブック・インスタ

ツイッター・フェイスブック・インスタグラムにそれぞれ、世界遺産検定公式のアカウントがあります。フォローしておきましょう。特に重要なのはツイッターです。ツイッターの情報更新が一番多く、試験問題に関連する内容をまれにつぶやいています。

 

私は、前回の試験から今回の私が受験する試験までの間に、世界遺産検定公式アカウントがツイッターでつぶやいた内容をすべてチェックしました。そして、その中に「今年はレオナルド・ダヴィンチ没後500年です」というつぶやきを発見しました。

 

1級の過去問題を解いていると、「今年は〇〇があって何年目ですが」という問題が出題されていたため、「これは出題されるな」と思い、テキストで「レオナルド・ダヴィンチ」が出てくる遺産をチェックして試験に臨んだところ、見事試験に出題されたので無事に正解することができました。

 

世界遺産検定公式HPの今月の遺産と研究員ブログ

世界遺産検定公式HPに「今月の遺産」というページがありますが、

「〇〇回検定のメインビジュアルです」

と記載されている遺産があります。受験する回のメインビジュアルの遺産から出題される傾向があるので、見ておくことをお勧めします。(私が受験した回は、メインビジュアルの遺産からの出題はありませんでしたが…)

研究員ブログも、ニュースになっているような世界遺産の話題を取り上げているので、出題されやすい傾向があります。

 

テキストに記載のない新登録された遺産

現在発売されている、1級用のテキストは2016年1月に発行されたため、2016年7月以降に登録された遺産は記載されていません

 

下記の公式ホームページの、1級のテキスト案内ページに、新規登録された日本の遺産の説明文と新規登録された世界の遺産の一覧が記載されたPDFが、年度ごとに掲載されているのでチェックしておきましょう。

過去問題を分析すると、日本の遺産は新しく登録されたものも、深いところまで出題されます。世界の遺産は「遺産名」を問われる程度なので、「遺産名」はチェックしておくのが安心です。

 

まとめ

富士山
富士山@日本

私は資格集めが趣味で、世界遺産検定の他にも、インテリアコーディネーターや秘書検定、ファイナンシャルプランナーや簿記も取得しました。仕事には直接関係はしていませんが、資格が増えると肩書が増えるみたいで楽しく、様々な勉強ができるので楽しいです。

 

特に世界遺産検定は自宅で勉強しながら「世界のたくさんの絶景」や「不思議な景観」を知ることができて、「卓上旅行」として楽しく勉強できました。次は「マイスター」も受験してみたいと思っています。

 

「世界遺産検定1級」の取得を目指している方の、これからの勉強法について参考になれば幸いです。

 

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