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世界遺産検定1級公式テキスト徹底解剖④基礎知識・時事問題・その他編

ロスグラシアレス国立公園 自分みがき
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

 

私は2019年7月の「世界遺産検定1級」の試験に一発で合格することができました。下記のページにて1級合格するまでに行った「勉強方法と試験前のチェックポイント」をまとめていますので、勉強方法について知りたい方はこちらをご覧ください。

今回の記事では、「世界遺産検定1級」の勉強方法ではなく、公式テキストを切り口を分けてまとめた勉強の助けになるような、勉強の参考になるような記事です。

 

この記事のテーマは、

世界遺産検定1級公式テキスト徹底解剖④
【基礎知識・時事問題・その他編】

です。

 

この記事はこんな方向け
世界遺産検定1級の資格取得を目指している方
・世界遺産検定1級の公式テキスト見てげんなり
 してしまった方
 
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公式テキストは簡単には覚えられない

世界遺産検定1級テキスト

世界遺産検定1級の公式テキストは2冊ありますが、1冊433ページもあります。2冊でほぼ900ページです。その中に1,000件を超える世界中の遺産の特徴が詰め込まれています。覚えるべき重要な部分は赤太文字や黒太文字になっていますが、すべての遺産について覚えるのは至難の業です。

 

私も最初は、覚えることが多すぎて情報が頭の中で、ごちゃごちゃになってしまうことが良くありました。そこで私は、覚えやすくするために公式テキストに出てくる赤太文字や黒太文字を、カテゴリーに分けて整理することにより、克服することができました。

 

せっかくまとめたので、これから世界遺産検定1級を受験する方の参考になればと思い、まとめて記事にすることにしました。

 

私が勉強中に頭の中でごちゃごちゃになってしまった「カテゴリー」を切り出してまとめているので、不足部分もあるかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください。基本的には赤太文字・黒太文字になっているワードを中心にまとめています。

 

今回は【基礎知識・時事問題・その他】についてまとめました。

 

その他のまとめはこちらです。

①【建築様式・人物編】

②【自然遺産編】

③【人種・民族・首都・宗教編】

⑤【各国の歴史と世界遺産編】

 

基礎知識(世界遺産に関する出来事年表)

プランバナン
プランバナン@インドネシア

公式テキスト上巻の「世界遺産の基礎知識」は50ページにも満たない項目ですが、ここから全問題数の25%が出題されます。一字一句、しっかりと読み込んで記憶したい項目です。

 

過去問題を見てみると、この基礎知識の中の出来事を古い順に並べ替えた正しい選択肢を回答する問題が頻繁に出題されています。2級の公式テキストには、世界遺産に関する出来事の年表が掲載されていますが、1級のテキストには記載されていません。

 

そして2級よりも1級の方が、更に多くの出来事が掲載されています。しかも、「そんな出来事も含まれるの?」という盲点だった出来事が混ざっていたりするので、難易度も高いです。

 

そこで、テキストに出てくる「世界遺産に関する出来事年表」を作成しました。

 

  • 1931年  アテネ憲章
  • 1945年  ユネスコ創設
  • 1948年  IUCN設立
  • 1954年  ハーグ条約
          (武力紛争の際の文化財保護に関する条約)
  • 1959年  ICROM設立
  • 1960年  ヌビアの遺跡救済キャンペーン
  • 1964年  ヴェネチア憲章
  • 1965年  ICOMOS設立
  • 1969年  公的又は私的の工事によって危機に
           さらされる文化財の保存に関する勧告
  • 1970年  文化財の不法な輸入、輸出及び所有権譲渡の
           禁止条約
  • 1971年  人間と生物圏計画(MAB計画) 
          ※ユネスコが立ち上げた研究計画
  • 1972年  人間環境宣言
  • 1972年  世界遺産条約
          ※1973年にアメリカが最初に条約を批准
          ※発効は1975年
  • 1976年  第1回世界遺産条約締約国会議 
          @エジプトのナイロビ ユネスコ総会中

             ※世界遺産委員会、世界遺産基金設立
  • 1977年  第1回世界遺産委員会
  • 1978年  世界遺産最初の12件誕生
  • 1979年  世界最初の危機遺産
           ➡コトルの文化歴史地域と自然
            @モンテネグロ 
    ※地震による
  • 1992年  文化的景観 採択
  • 1992年    日本が世界遺産条約を批准
  • 1992年  世界遺産センター設立
  • 1992年  アジェンダ21 採択
          ※リオデジャネイロで開催された
            国連環境開発会議にて
  • 1994年  グローバルストラテジー 採択
  • 1994年  奈良文書
  • 2002年  世界遺産に関するブダペスト宣言
          ※戦略目標「4つのC」が示される
  • 2005年  第6回世界遺産委員会特別会合
          ※作業指針の改定
            ➡登録基準を文化遺産と自然遺産共通へ

             (2007年度の審議遺産より適用)
          ※バッファー・ゾーンに関する作業指針も改訂
           (MAB計画)
  • 2005年  ウィーン・メモランダム 採択
          ➡これを受けて
           歴史的都市景観の保護に関する宣言採択
  • 2007年  第31回世界遺産委員会で「5番目のC」
          が追加
  • 2011年  世界遺産条約履行に関する戦略的行動計画
  • 2012年  京都ビジョン 
          ※「5つのC」の再確認
  • 2015年  世界遺産におけるボン宣言 
          ※武装集団の遺産破壊を非難し国際協力を
            呼びかけたもの

 

1992年の「文化的景観の採択」や1994年の「グローバルストラテジー採択」については、時期が似ている上に、同じ年に起こった出来事がいくつかあるため、試験でも割と問われている部分でもあります。しっかりと覚えておきましょう。

その他については、年号まではしっかりと覚える必要はなさそうですが、世界遺産条約締結前の出来事や、締結後の出来事、最近(2000年代)の出来事など、おおよその時期が分かるようにしておくと良いと思います。

 

調べておきたい時事問題

エカチェリーナ宮殿
エルミタージュ美術館(サンクト・ペテルブルクの歴史地区)@ロシア

公式テキストには記載していない内容ですが、試験では「時事問題」が10%ほど出題されます。世界遺産検定公式HPのアシスト動画で、宮沢研究員が「世界遺産に関するニュース」や「世界遺産検定公式フェイスブックやツイッター」をチェックすることが大事だと言っています。

 

勉強方法のブログにも記載しましたが、世界遺産検定の公式ツイッターは世界遺産に関するニュースをたくさんつぶやいているので、試験までにはチェックしておきたい項目になります。

 

また、過去問題をみてみると、世界遺産委員会に関することなど、かなり深いところまで出題されることもあるので、過去問題を分析しチェックしておいた方が良い項目をまとめました。

 

  • 試験年に推薦される(た)日本の遺産
     ➡世界遺産条約関係省庁連絡会議で決定した遺産
  • 試験年の世界遺産委員会の議長国・委員国
     ➡Wikipediaにも掲載されている
      「第〇会世界遺産委員会」で検索
  • 試験年の世界遺産委員会のビューロー会議の議長名
     ※世界遺産委員会の議長と一緒
  • 試験年のユネスコ事務局長名
  • 試験年直近の世界遺産委員会の特徴のある決議内容
     ➡ICOMOSが「不登録」の判断後の逆転登録など

      新しく危機遺産になった
      危機遺産から脱出した

出題されないかもしれませんが、押さえておくと安心できる項目です。

 

著名人物の生誕地

リヨン
リヨンの歴史地区@フランス

ここからは、公式テキストでよく出てくるワードでなおかつ、過去問題を見ると出題されている傾向の高いワードを取り出してまとめました。まずは、著名者の「生誕地」です。太字になっているワードもありますが、太字ではないワードもあります。

 

  • ピタゴラスの生誕地
     ➡サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿@ギリシャ
  • コペルニクスの生誕地
     ➡トルンの中世都市@ポーランド
  • 画家ラファエロ・サンティ
     ➡ウルビーノの歴史地区@イタリア
  • アントワーヌ・ドゥ・サン・デグジュペリ
     ➡リヨンの歴史地区@フランス※星の王子さま作者

      ※ポール・ブリュナもリヨン近郊で生まれ
       リヨンで製糸技術を身に付けた➡富岡製糸場
  • アフォンソ1世の生誕地
     ➡ギマランイスの歴史地区@ポルトガル
  • ティムールの生誕地
     ➡シャフリサブスの歴史地区@ウズベキスタン
  • ブッタの生誕地
     ➡ブッタの生誕地ルンビニー@ネパール
  • イエスの生誕地
     ➡イエス生誕の地:ベツレヘム@パレスチナ
  • 孔子の生誕地
     ➡曲阜の孔廟・孔林・孔府@中国
  • チンギス・ハンの生誕地
     ➡グレート・ブルカン・カルドウン山と聖なる景観
      @モンゴル

「生誕地」は特徴的な上に、数も少ないので覚えやすいと思います。偉大な宗教の教祖は、生誕地が「生誕地」として世界遺産になっていますね。

 

広場

赤の広場
モスクワのクレムリンと赤の広場@ロシア

続いては「広場」です。公式テキストでは、様々な遺産の「広場」が太文字で登場しています。「なぜ広場なんだろう?」と疑問に思っていましたが、人が集まる街を象徴する場所なのだろうなと理解しています。

覚えづらいですが、太文字記載されていたり、遺産名に入っていたりする広場をピックアップしています。正誤問題や遺産を特定する問題でフックになりやすいので取り上げました。

 

  • スタニラス広場
     ➡ナンシーのスタニラス広場・カリエール広場、
      アリアンス広場@フランス
  • ブルス広場
     ➡ボルドー、月の港@フランス
  • カンポ広場
     ➡シエナの歴史地区@イタリア 
      ※扇形で世界で最も美しい広場
  • シニョーリ広場
     ➡ヴェローナの市街@イタリア 
      ※ロミオとジュリエットの家もある
  • グラン・プラス(大広場)
     ➡ブリュッセルのグランプラス@ベルギー
  • マルクト広場
     ➡ブリュージュの歴史地区@ベルギー
      ※ハンザ都市特有の商館が密集
  • マヨール広場
     ➡サラマンカの旧市街@スペイン
      ※金色に輝く建造物が並ぶ
  • リノック広場
     ➡リヴィウ歴史地区@ウクライナ
      ※美しい石畳でバロック,ルネサンス建造物が並ぶ
  • 赤の広場
     ➡モスクワのクレムリンと赤の広場@ロシア
      ※聖ワシリィ聖堂などのある美しい広場
       
    ステンカラージンの処刑も
  • ソカロ(中央広場)
     ➡メキシコ・シティの歴史地区@メキシコ 

      ※ソカロ中心に碁盤目状に道路が整備された
       これが新大陸の植民都市のモデルとなった
  • コロンブス広場
     ➡トラコタルパンの歴史建造物地区@メキシコ
  • アルマス広場
     ➡アレキパの歴史地区@ペルー
      ※壮麗なサンタ・カタリーナ修道院などが立ち並ぶ
  • ダルバール広場
     ➡カトマンズの谷@ネパール
      ※カトマンズ、パタン、バドガオンそれぞれにある

「広場」はヨーロッパの文化のようで、ヨーロッパと大航海時代に作られた中南米の街に多くあることが分かります。(ダルバール広場@ネパールのカトマンズの谷以外)

 

まとめ

ボロブドゥール遺跡
ボロブドゥール仏教寺院@インドネシア

今回は、【基礎知識・時事問題・その他】についてまとめました。「世界遺産検定1級」の取得を目指している方の、つらい勉強の少しでも参考になれば幸いです。

 

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