【3日間ファスティング合宿参加】やり方やスケジュールと効果を公開！

無添加主義のブログ管理人が、無添加主義ならではの美容の小ネタを集めては記事にしています。

ファスティング(断食)旅行とは

私は数年前に、ファスティング（断食）旅行に行ってきました。

 

通っているヨガで開催されていた「断食旅行（合宿）」で、ずっと行きたいなと思っていたのですが、なかなか時間が取れないのと、「ごはん食べれないないて耐えられるかな…」という不安で中々決断できなかったのですが、勇気を振り絞って参加しました。

 

そしてその決断は美容と健康のためのよい決断だったので、おすすめしたくて記事としてまとめました。

 

ファスティングは、合宿に行かなくても、意志が強ければ自宅でもできると思いますが、やっぱり同じ目的を持った人たちが集まって行う「合宿」は、「つい食べてしまう」という失敗が無いですし、とっても楽しかったです。

 

3日間参加してみて、「ごはんを食べる時間」が用意されていないプログラムだったのですが、だれもご飯を食べないので「ご飯を食べる」という行為を忘れてしまうほどでした。

なのでファスティングをおこなうなら断然「合宿」がおすすめです。初心者であればなおさらです。

 

そんな美容と健康のための「ファスティング」。

まずは「ファスティングとはどういうものか」からお伝えします。

 

1. 「水」のみを摂取する
2. 「酵素ドリンク」のみを摂取する
3. 「具なしのお味噌汁」のみを摂取する

水だけファスティング

断食中に水しか飲んではいけない…という、なかなか厳しいファスティング方法です。

「水」だけでファスティングを実施する場合は、体が飢餓状態に陥ってしまうため避けたほうがよいそうです。

体の塩分濃度が低くなることにより体調を崩すこともあるので「塩」を一緒に摂取する必要があります。

 

酵素ドリンクファスティング

酵素ドリンクは、野菜や果物を発酵させたエキスのことで、低カロリーなのに栄養素が豊富に含まれていて、断食中に飲むことで吸収がよくなり、代謝を促進させ、腸内環境の改善や肌質改善の効果があるといわれています。

私の参加したファスティング合宿は、「酵素ドリンク」のみを摂取するものでした。

具なし味噌汁ファスティング

「具なしのお味噌汁」でも酵素ドリンクとほぼ同様の効果が得られることと、温かい飲み物で体を冷やさないために、この方法を選択することもあるそう。

お金をかけずに自宅でファスティングするなら、具なしお味噌汁ファスティングがおすすめです。

 

ファスティングの期間

1日から2日程度のファスティングは「プチファスティング」と呼ばれていますが、1日から2日でも胃や腸を休めるためには効果的です。

 

しかし食事を摂らない期間を、3日以上にすることが効果的と言われています。

食べたものが完全に消化されて排泄されるまでは3日ほどかかるそう。なので、3日間断食をして腸内をリセットすることで、腸内環境を整えることができるのです。

 

3日間の準備期間

ファスティングは、いきなり食事の制限をして体をびっくりさせてはいけないので、「断食旅行の3日前から準備期間」が必要になります。

 

断食期間

3日間の断食期間は、こんな流れでした。

• 旅行出発日の朝から朝食は抜きで、水を飲むだけで宿泊先へ出発
• 到着後は「ファスティング(断食)」についての説明を受けて「酵素ドリンク」を受け取る
  ※「酵素ドリンク」は好きなだけ飲んでよいし、最初はできるだけたくさんの量を飲むと効果が高いそう
• 旅行中は食事は一切無しで酵素ドリンクをひたすら飲み続ける。
  旅行中は温泉に行ったり、海辺でヨガをしたり、瞑想をしたり、「食べること」を考える時間がありません！
• 旅行が終了して、自宅に帰った夜も食事は抜き

 

3日間の回復期間

旅行から帰ってきてから1週間は「回復期間」にあたります。

断食をした後は内臓が休まっているので、急に肉などの動物性のたんぱく質を食べてしまうと、胃腸がびっくりしてしまいます。

消化不良を起こすなど体調を壊すきっかけとなってしまうので注意が必要です。

 

この期間の食事は、「回復食」を摂るようにします。私が参加した旅行での説明では、「回復食」として「重湯やお粥」を勧められました。

※重湯(おもゆ)：お粥の上澄みの液。乳幼児や病人の流動食。

私も普段から炭水化物は避けているので、お粥は1日目だけにして2日目からはお味噌汁や野菜の煮物などを食べるようにしていました。

 

簡単にまとめると「3日かけて準備して、3日間断食し、3日かけて通常の食事に戻す」ということです。

断食の期間は、3日以上であれば、準備食や回復食も同じくらいの期間を取るのがベスト。

 

良かったこと

●味覚が格段に上がった

☞これは予想外のことだったのですが、回復食で初めて食べたお粥は甘くてとても美味しく感じられました。またお味噌汁はいつも飲んでる味付けだったのに、とても濃く感じたことを覚えています。普段の食生活で外食したり、味の濃いものを好んで食べたりして、味覚がおかしくなっていたことを実感しました。

 

気になったこと(デメリット)

●とにかく体力が落ちる

☞食事(エネルギー)を摂らないのでとにかく体力が落ちてしましました。自宅に着いて自宅の階段を上ると息切れがするほどでした。筋力を落とさないためにも酵素ドリンクを飲むのですが、味に飽きてしまい後半はあまり飲めなかったのが影響してたのかもしれません。

 

●肌が乾燥した

☞こちらも食事を摂っていないからだと思うのですが肌が乾燥してしまいました。ただこれは一時的なもので、回復食を食べ始めて体力が戻るころには改善しました。

 

●体が冷えた

☞これちらも食事(エネルギー)を摂っていないからだと思うのですが、3日間のファスティング旅行中は体がとても冷えました。エネルギー源が何もないので当たり前だとは思うのですが、冷え性なので辛かったです。

 

上記は、私が個人的に感じたものなので、人によって効果はバラバラだと思いますが、ファスティングは定期的に実施することで、その瞬間の効果だけでなく「食生活が改善されて、腸内バランスが正常で、ホルモンバランスの整った体」に導いてくれるものです。

 

私は「ファスティング」を旅行で体験しましたが、意志の強い方は「自宅で具なしのお味噌汁」が、手間もお金もかからないのでおすすめです。

 

私の参加した旅行は、通っているホットヨガスタジオ「LAVA」の企画でした。

最近は実施していないようですが、断食旅行をおこなっている団体はいくつかあるので、「自宅で1人ではできなさそう…」という方は断食旅行がおすすめです。

断食道場の「やすらぎの里」さんは、いくつかの断食旅行コースが選べるので、自分のペースに合わせた断食旅行が見つかるかもしれません。