無添加は危険?逆に添加物は危険?無添加主義が真剣に考えてみた

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無添加は危険?添加物は危険? 無添加のはなし
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。

 

「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。

この記事はこんな方向け

  • 無添加食品は危険だと思っている方
  • 食の安全を大切にしている方
  • 美容と健康のために、いまできることを探している方

★スーパーやコンビニで買える無添加の調味料や食品をこちらのページにまとめています。

 

私は無添加食品や無添加でオーガニックな商品をご紹介したり、無添加に関する豆知識配信しているので、

食品について日々勉強中していますが、さまざまな書籍やネット記事で見かけるのが、「無添加は危険」というワード。

健康のために「無添加」を選択しているのに、実はその「無添加」が危険でかもしれない…なんてショックですよね。

 

そこで今回の記事では、「無添加食品は危ない」といわれる、その真相についてまとめてみました。

 

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無添加は危険?

無添加が危険」という意見の理由として、どのようなものがあるのでしょうか?

ちゃんと調べてみると、大きくわけると4つの理由がありました。

  1. 無添加食品は食中毒を起こしやすいこと
  2. 無添加食品が増えると食品の廃棄量が増えてしまうこと
  3. 無添加食品でも危険な食べ物があること
  4. オルトレキシア」という症状により食事バランスが崩れてしまうこと

それぞれについて無添加主義が考察してみました。

食中毒を起こしやすい

食中毒イメージ

無添加食品は、食品の保存性を高めるための食品添加物(保存料)が使用されていないため、消費期限が短い商品が多いです。

そのため気づかぬうちに消費期限の切れた食品を食べることによって、食中毒になってしまうのですね。

これに関しては、購入者が消費期限をちゃんと見て計画的に購入し、消費期限内に食べればよいだけかなと思います。

 

忙しい方は消費期限の長い食品を、一度に買い物をして詰め込んでおきたいと思うのかもしれませんが、最近では、食品をおいしく冷凍するアイデアがたくさんあったりするので、

冷凍したりしながら消費期限と上手に付き合っていく必要があります。

 

ここまでは個人が気をつけるべき点でしたが、一方で食品を売る側の管理も大事ですよね。

先般、個人で運営しているお菓子店がイベント出展の際に、

  • 無添加
  • 砂糖半分

の焼き菓子を販売し、食中毒を起こす問題がありました。

これはイベント出展に際して大量の焼き菓子を作り、保管をしていた際にお菓子が傷んでしまったのが原因だったようですが、

無添加だから、砂糖が半分だから安心ではない

ということが、よくわかる事例でもありました。(砂糖は防腐効果が高いので、砂糖の多い食品は消費期限が長くなります)

 

これは消費者として、避けることが難しい事故なので、その食品を作っているメーカーやお店の管理状況をホームページなどで確認する必要があります。

最近はSNS社会でもあるので、口コミなんかもしっかりチェックしながら購入する食品を選ぶことが大切です。

 

食品の廃棄量が増えてしまう

食料廃棄

確かに消費期限が短いと、食料品の廃棄が増えてしまう問題はあると思います。

ですが現代の日本には、むしろ食品が溢れ過ぎているのではないでしょうか。

 

コンビニやファーストフードという、

いつでも・誰でも・簡単に食事ができること

そのこと自体が問題で、成人病を増やす原因になっているのではないかと思えて仕方ありません。

 

コンビニやファーストフード店では、お客様が来てくれたときに、すぐに食事の提供をできることを売りにしています。

そのため、どうしても多めに食品をしておくことになります。

そして余ったら廃棄しているのです。

 

無添加食品が増えたら、廃棄食料が増えるのでしょうか?

そんなことはないと思います。

無添加食品を選ぶ私は、消費期限が短いことも知っているので、買いたかった食品が売り切れていたら諦めます。

そして、理念を持って無添加食品をつくる食品メーカーは、消費期限が短ことを配慮して、生産管理をしているはずです。

 

むしろ食品添加物をたくさん使って食品を提供している、コンビニやファーストフード店が増えてしまった現代の日本の方がずっと問題だと思います。

 

無添加食品にも危険な食べ物がある

ポテトチップス

これは、無添加食品だから危険なわけではなく、無添加食品でなくても危険な食品のことです。

 

例えば、ポテトチップスですね。

メンタリストのDaiGoさんが、太りやすい食べ物の1位として、YouTubeで取り上げていました。

薄いジャガイモを油で揚げているので、要は油の塊ということです。

 

「無添加だからといって食べすぎると体に良くないですよ」というお話です。

(ちなみにDaiGoさんのYouTubeでは、無添加食品について触れていません)

 

でも、体に悪いとわかっていても、人工的な旨味成分を使って味付けされたポテトチップスを食べるくらいなら、せめて自然な味付けがされたポテトチップスの方が良くないでしょうか。

 

人工的な旨味成分は、誰もがおいしいと思える「クセになりやすい味」です。

そんな味付けのポテトチップスを食べたら、それこそ食べ過ぎてしまいますよね。

 

オルトレキシアという症状により食事バランスが崩れる

食卓イメージ

オルトレキシ」とは、1990年代にアメリカの医師、スティーブン・ブラットマンが提唱した「正しい食事に対する強迫観念」のことです。

 

無添加やオーガニック、非遺伝子組み換え食品…etc

食の安全にこだわるばかり、食の選択肢の幅が狭くなってしまい胃腸障害や栄養失調を引き起こしてしまうこと。

 

この状態に陥ってしまう気持ちは、私もよくわかります。(胃腸障害や栄養失調は引き起こしていませんが)

 

私も”無添加”にこだわるあまり、外食がしづらくなったり、食べられるものが本当に少なくなってしまい、世を儚んだことがあります。

 

でも無添加の食品って探せばいっぱいあるし、もちろん食品添加物を食べたからといって即死するわけではないので、外食では添加物を気にしないと決めています。

そこは結局、自分でバランスをとるしかありませんが、気持ちはよーくわかります。

「無添加食品は危険」という意見について考察してみました。

では逆に、無添加ではない食品、つまり「食品添加物が使用された食品は危険なのか?」について考えてみたいと思います。

食品添加物は本当に危険?

まずは「そもそも食品添加物とはなんなのか?」というお話から。

食品添加物とは、

食品の製造過程で加えられる物質

のことです。

 

食品にはその食品ができるまでの間に、

  • 製造工程を短くするための加工助剤
  • 賞味期限を伸ばすための保存料
  • キレイな色をつけるための着色剤
  • おいしい味をつけるための調味料

などの様々な目的をもった食品添加物が使用されます。

 

ひとつの食品に、複数の食品添加物が使用される食品もあれば、食品添加物を一切使用せずにつくられている”無添加食品”も存在します。

 

食品添加物の種類

食品添加物として使用される物質はたくさんあります。

日本では国によって、1,000種類以上が食品添加物として指定されていますが、大きく4種類に分けることができます。

 

  1. 指定添加物
    :安全性を確認し国が使用を認めたもの
     (化学合成品物質など)
  2. 既存添加物
    :日本で長い食経験があるもの
     (にがりなど)
  3. 天然香料
    :動植物から取り出された物質で色や香りをつけるもの(バニラ香料など)
  4. 一般食品添加物
    :食品として用いられるが、添加物として使用されるもの(寒天・果汁など)

 

見ていただいてわかるとおり、天然の香料や寒天や果汁や、日本で昔から使われてきた”にがり”なども食品添加物として指定されていたります。

そうすると天然素材から作られた添加物もあったりするので、

「食品添加物はすべてが危険」

というわけではないことがわかると思います。

 

無添加主義の私も天然のバニラ香料の入ったお菓子は食べますし、にがりを使用している豆腐も食べます。

ですが天然の素材から作られていない、化学的に合成された薬品のような食品添加物もたくさん存在しているのです。

 

食品添加物として指定されるには

食品添加物は国が指定しているとお伝えしましたが、国も適当に決めているわけではありません。

きちんと、その安全性を考慮して、食品に使用する上限を定めたりしながら、許可を出しているものばかりです。

 

つまり、きちんとした研究者によって

安全と判断されたもの

だけが食品添加物として、食品に利用することが認められているのです。

 

食品添加物は危険じゃない?

ちゃんと安全が確認されているなら

「食品添加物は危険じゃないのか?」

と思いますよね。

 

でも、この世の中に絶対に正しい判断基準なんてあるの?と思いませんか?

日本で使用が認められている添加物の中には、海外で使用が禁止されているものもあります。

この間まで使用が認められていた食品添加物が、「やっぱり危険だった!」と急に使用ができなくなってしまうこともあります。

結局のところ、基準ってそんなものだと思うのです。

 

また食品添加物の安全性の判断は、ひとつの添加物のみで判断されていることをご存知でしょうか。

実は数種類の食品添加物を掛け合わせて摂取したときの、体への影響は明確化されていないのです。

 

食品添加物が使用されている食品には、たいてい数種類の食品添加物が使用されています。

「こういった食品を、生涯にわたって摂取し続けて本当に安全なのか?」

この問いには、きっと誰にもわからないのではないかと私は思っています。

 

食品添加物の中には、発がん性物質が含まれるものもあります。これは明らかに危険な添加物に該当します。

少量なら害はないけど、多量摂取すると人体に害のある添加物もあります。

(最低限避けるべき添加物についてはこちらの記事にまとめています)

 

塩も多量摂取すると、体に毒となってしまう食品のひとつです。

塩分控えめ

が健康な食生活の第一歩でもありますよね。

 

それなら食品添加物も、もっと控えめがいいという風潮になってもよいのに、とわたしは思ってしまいます。

 

現代の日本では、自分で意識をしないと食品添加物を避けて暮らすことはできません。

どこに行っても食品添加物を口にしてしまう私たちの、食品添加物の摂取量は本当に正しい量なのでしょうか?

 

「食品添加物は本当に危険なのか?」

という問いに対しての私の答えは、

  • 実際に危険性のある食品添加物もあれば、危険じゃない食品添加物もある
  • 複数種類が掛け合わされた食品添加物を長年にわたって摂取し続けることが、危険じゃないかもしれないけど危険かもしれない

すこし曖昧ですが、こんな結論となりました。

 

まとめ

「無添加食品は危険」という意見と、逆の意見「食品添加物は本当に危険なのか」について考察してみました。

私は食品化学のプロでもないし、本やネットでの情報を学んで記載しているだけの人間です。

そのため、食品添加物がどれほど危険なのか?を実証をもってお伝えすることはできません。

 

ですが、私は食品添加物にまみれた生活を送っていると、死にはしないものの、体に何かしらの影響は出てしまうのではないかと思っています。

 

なぜならわたしは原因不明のじんましんを、食品添加物を排除することによって克服できたから。

そして、食品添加物を避けることによって、長年苦しんだ過食嘔吐を克服することもできたのです。(これに関してはこちらの記事にまとめています)

 

添加物を避ける生活は、私にはメリットの方が大きかったのです。

無添加生活は、私の人生をとてもよい方向へ進めてくれたと思っています。

 

なので、これからも引き続き無添加生活を送りたいと思います。

このブログを読んでくださる方の食生活の参考にしていただけたら幸いです。

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参考:
東洋経済オンライン 「健康食以外口にしない人」に疑われる障害の正体

無添加のはなし無添加のまめ知識
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