こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。
この記事はこんな方向け
- 安心安全なスーパーで買えるたまごを探している方
- 食の安全性を気にし始めた方
- 美容と健康のために、いまできることを探している方
様々な「無添加食品や商品」をまとめた記事です。添加物や化学合成物質が気になる方は、是非ご覧ください↓
*この記事の内容をYouTubeにしてあります。実際のたまごを動画でチェックです♪
安い卵のリスクについて
「たまご」は完全栄養食とも呼ばれるほど栄養が豊富で、さらにお値段も安く、私たちにとって最も身近な食材ですよね。
そんなたまごはスーパーで10個100円で買えるものから、6個で500円近くするものまでさまざまな種類が販売していますが、違いは何にあるのかご存知でしょうか。
たまごの価格の違い、それは「たまごの安心度の違い」なのです。
そして、そのリスクを測るためにチェックすべき項目は、
- 鶏をケージ飼いをしていないか
- 鶏へのホルモン剤・抗生物質の投与をしていないか
- 鶏の飼料が遺伝子組み換えではないか
の3つです。
鶏のケージ飼い
日本のスーパーで安く販売されている卵は、窓もなく自由に身動きのとれない狭い場所でケージ飼いされた鶏が産んでいます。
これには大きな問題が2つあって、ひとつはアニマルウェルフェアの問題です。
動物の自由に動くという尊厳を奪い、ただ卵を産ませるだけという過酷な状況を生み出しているのです。
そしてもう一つは狭い場所で多頭飼いをすることで病気が蔓延しやすくなるということです。
これは卵のリスクの2つ目に関わってくるのですが、鶏が病気にかかりやすくなるため、それを未然に防ぐため、抗生物質などの薬剤を多量に投与されてしまうのですね。
鶏へのホルモン剤・抗生物質の投与
身動き取れないケージで飼いされた鶏は不健康で、病気を発症しやすくなります。
その病気を未然に防ぐために抗生物質が投与されますが、これの何がいけないのかというと、「耐性菌」の問題です。
「耐性菌」とは、人間の体内に抗生物質の免疫ができてしまうことで、人間が病気になった時に投与する抗生物質が効かなくなってしまうリスクがあります。
病気を未然に防ぐために抗生物質を投与された鶏は耐性菌を持ってしまい、その肉や卵を食べると人間にも少なからず影響を与えることがわかっています。
遺伝子組み換え飼料
さらに鶏の飼料には、価格の安い外国産の遺伝子組み換えとうもろこしや大豆が使用されています。
遺伝子組み換え作物は、強い農薬に耐えうるように改良されているため、栽培中の農薬の使用量が多く、
さらに海外からの長距離輸送に耐えうるように収穫後にポストハーベストという強力な農薬が散布されています。
つまり、鶏は農薬まみれの穀物を食べている、ことになるのです。
遺伝子組み換え飼料を食べた鶏の卵には異常はない、というのが国の見解ですが、やっぱり不安は募りますよね。
そこで卵を選ぶなら、
- 平飼いで育った(鶏を地面に放して飼う養鶏法)
- 抗生物質が無投薬
- 非遺伝子組み換え飼料を与えられた
鶏の卵を選びたいです。
そんな卵はスーパーでには売ってないよ…、と思う方もいるかもしれませんが、ここからは私がスーパーで見つけた安心できる無添加たまごをご紹介します。
完全に無投薬までの卵はなかなかないので、病気が蔓延するリスクの少ない平飼いを軸にスーパーで買えるたまごを厳選しました。
おすすめ無添加たまご①こだわりの味協同組合 自然の味たまご
最初にご紹介するのは、「こだわりの味協同組合」の「自然の味 遺伝子組替飼料を全く使わないたまご」です。
このブログでは何度も紹介している静岡のメーカーさんのこだわりの卵です。
商品名のとおり、遺伝子組替飼料をまったく使用しておらず、黄身の着色・殻の薬品洗浄、強制換羽・ホルモン剤や、抗生物質も一切使用していないという、安心安全の卵です。
そして鶏舎は開放鶏舎で太陽光、自然風が自由に入る鶏にやさしい建物で飼育されています。
●商品名:遺伝子組替飼料を全く使わないたまご
●販売者:こだわりの味協同組合
●製造メーカー:有限会社幾見養鶏(静岡県富士市)
●内容量:6個入
●賞味期限:14日間
●飼料(とうもろこし、大豆粕、コーングルテンミールなど)
【味など】
黄身は薄いきれいな黄色をしています。
たまごらしいおいしいお味です。
【価格】
税込375円(1個62.6円)です。
こだわりの味協同組合と取引のある全国のスーパーで購入できます。店舗一覧はこちら。
楽天市場でも購入できます。
おすすめ無添加たまご②秋川牧園 たまご
続いてご紹介するのは、「秋川牧園」の「たまご」です。
山口県の牧園を経営しながら無添加の加工食品を製造販売している「秋川牧園」のたまごです。
鶏は開放型鶏舎で自然に近い形で育ち、飼料は植物性の非遺伝子組み換え、ポストハーベストの心配もありません。
農場で飼育している期間はホルモン剤や抗生物質は不使用です。黄身の着色・強制換羽もおこなっていないません。
●商品名:たまご
●選別包装者:株式会社秋川牧園
●内容量:6個入
●賞味期限:15日
【味など】
こちらも着色されていないので黄身は自然な黄色です。
こちらもたまごらしいおいしい味です。
【価格】
税込321円(1個53.5円)です。
関東圏にあるオーガニックスーパー「ビオセボン」で取り扱いがあります。
また秋川牧園はネット販売が充実していて、自社の無農薬野菜や無添加食品、卵がセットになったお試しセット(2,500円税・送料込み)を販売しているので、こちらでお試しするのもおすすめ。
農業者が自ら届ける。秋川牧園(山口県)の宅配。送料込!お得な「お試しセット」はこちらへ。
お試しセットのレビュー記事はこちらです。
お試しセット以外にも、秋川牧園さんのWEBショップで購入することができます。
おすすめ無添加たまご③ライフ BIO-RAL やさしい平飼いたまご
続いては、関東や関西に展開しているスーパー「ライフ」のビオラルシリーズの「やさしい平飼いたまご」です。
こちらも平飼いで、飼料の主原料のとうもろこし・大豆粕は非遺伝子組み換えですが、その他の飼料については不分別のものが含まれる可能性があるそう。
薬剤使用についてはホルモン剤の投与はなく、抗生物質は120日以降の採卵鶏には投与していないそう。
黄身の着色は飼料のパプリカ由来(合成着色料は不使用)で、強制換羽は実施していないそうです。
●商品名:やさしい平飼いたまご
●生産農場:株式会社アグリテクノ
●選別包装者:株式会社アグリテクノ
●内容量:6個入
●賞味期限:15日
【味など】
パプリカの飼料で着色しているので黄身の色が少し濃いめです。
普通においしいたまごです。
【価格】
税込354円(1個59円)です。
ライフで購入できます。ライフの店舗一覧はこちら。
おすすめ無添加たまご④生活クラブ 純国産鶏種のたまご
続いては、「生活クラブデポー」の「 純国産鶏種のたまご」です。
生協系のスーパー生活クラブデポーで見つけた卵です。
純国産鶏種の「さくら」と「もみじ」の産む卵です。(日本の卵は外国種の卵が多いそう)
自然光が入る風通しのよい開放型の鶏舎で育ち、飼料は非遺伝子組み換えでポストハーベストフリーのとうもろこしや大豆粕、国産の飼料米です。
ホルモン剤・抗生物質などの投薬については一切していない、とのことでした。
●商品名:純国産鶏種のたまご
●生産農場:坂戸農場、岡部農場
●選別包装者:株式会社生活クラブたまご
●内容量:10個入
●賞味期限:15日
【味など】
黄身は自然なやさしい黄色。ぷりっとしていて味もおいしいです。
【価格】
税込334円(1個33.4円)です。
1個あたりが33円でご紹介している中で1番お安いです。
生活クラブの宅配か生活クラブデポーという関東に展開しているスーパーで購入できます。
生活クラブは国産・無添加・減農薬の食品を取り扱っていて宅配も便利です。
調べたところ、関東圏でなくても生協・コープ系のスーパーではエリアごとの各事業体で平飼いの良さそうなたまごが売っていそうでした。
おすすめ無添加たまご⑤イオントップバリューグリーンナチュラル 平飼いたまご
最後にご紹介するのは、「イオントップバリューグリーンナチュラル」の「平飼いたまご」です。
平飼いですが、確認したところ飼料は遺伝子組み換え不分別でした。
また抗生物質・成長ホルモン剤不使用ですが、病気予防のためのワクチンは投与しているそうです。
黄身の着色や強制換羽はおこなっていないとのこと。
●商品名:トップバリューグリーンナチュラル平飼いたまご
●販売者:イオン株式会社
●選別包装者:株式会社ホクリヨウ多賀城
●内容量:6個入り
●賞味期限:14日間
【味など】
黄身の着色はしていないとのことでしたが、色がとても濃いので飼料にパプリカは使用していそうだなーと思いました。
味は普通にたまごです。
【価格】
321円(1個53.5円)です。
イオンでも取り扱っていない店舗があるようなので、買える店舗の詳細はこちらで確認できます。
ここまでご紹介してきたたまごの中では、少し安心感が物足りないですが、イオンには有機JAS認証を取得したグリーンアイオーガニックたまごも販売していてこちらもおすすめです。(6個入りで税込645円とお高め…)
出典:イオン
日本で「オーガニック卵」として販売するには、日本の有機JAS認証を取得しないといけないですが、野菜だけでなく卵にも認定されるものです。
卵でこの認証を取得するためには、以下のような厳格な決まりがありますが、
- えさや水を自由に摂取できる環境で、適度な温度、湿度、通風、換気及び太陽光による明るさが保たれている飼育環境であること
- 化学肥料、化学合成農薬や遺伝子組換え作物などを使用しない有機栽培された飼料
- 飼料以外の、成長又は生産の促進を目的とした物質を与えない、動物用医薬品は使用しないこと
つまり、ケージ飼いではなく、飼料は非遺伝子組み換えの有機素材、ホルモン剤や病気の予防を目的とした抗生物質無投薬、です。
まとめ
安い卵のリスクとおすすめの安心できる無添加たまごをご紹介しました。
たまごを選ぶときは
- 鶏をケージ飼いをしていないか
- 鶏へのホルモン剤・抗生物質の投与をしていないか
- 鶏の飼料が遺伝子組み換えではないか
の3つを基準にするのがおすすめです。
そしてそんな卵として、
- ①自然の味の「遺伝子組み換え飼料を全く使用していない卵」
- ②秋川牧園の「たまご」
- ③ライフのBIO-RAL「やさしい平飼いたまご」
- ④生活クラブの「 純国産鶏種のたまご」
- ⑤イオントップバリューグリーンナチュラルの「平飼いたまご」
をご紹介しました。
私としては6個入りで300円台がギリギリかなぁと思うので、その価格帯のたまごを集めました。
有機JAS認証を取得しているオーガニックたまごならまず安心ですが、6個で600円以上するので、お値段抑えめで安心できるのはこのあたりかなぁという感じです。
関東圏のスーパーに偏ってしまいましたが、ご紹介した卵以外にも、成城石井にも平飼いたまごがありましたし、愛知県のサンヨネというスーパーの卵もおすすめです。
たまご選びの参考にしていただけたら幸いです。
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一つのスーパーで無添加食品を買い揃えるのは難しく、手間もかかるので、無添加の食品を購入できるおすすめの通販サイトを下記の記事にまとめています。