
こんにちは。
無添加生活15年目、ブログ管理人のころです。
私は食品添加物を摂取しない生活に変えたことで、長年苦しんだ「全身に広がるじんましん」を克服しました。それ以来、美容と健康のために「無添加生活」を送っています。
皆さんは、スーパーやコンビニで食品を買う時、その「中身」をどこまで知っていますか? 「美味しそうだから」「安いから」「便利だから」 そんな理由で手に取ったその食品、実は「ニセモノ」かもしれません…。
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黄身に見えるけど、卵じゃない物体
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クズ肉を接着剤で固めたステーキ
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容器から化学物質が溶け出す缶詰
今回の記事では、私たちが普段何気なく食べている加工食品に潜む「隠れたリスク」について、衝撃の真実をまとめました。
少し怖い内容も含まれますが、知っておくことがあなたと家族の健康を守る第一歩になります。
【卵の裏側】卵に見えて卵じゃない!コンビニやホテルの卵料理の正体

まず最初にお伝えしたいのが、私たちにとって身近な食材、「卵」のお話です。
私は以前、「卵料理なら添加物も少ないだろう」と信じていました。殻を割って焼くだけのシンプルな料理だと思っていたからです。
しかし、その常識は外食産業やコンビニ食においては通用しませんでした。
衝撃!居酒屋の「だし巻き卵」は袋入り?
ある日、個人経営の小さな居酒屋で「だし巻き卵」を注文した時のこと。 カウンター越しに店主の動きを見ていると、なんと「ビニールの袋に入った黄色い液体」をボウルに入れ、フライパンに流し込んだのです。
卵を割る音もしなければ、殻を捨てる動作もない。 そう、それは業務用の「液卵(ロングライフ卵液)」でした。
あとで調べてみると、こうした業務用卵液には、卵と食塩以外に、
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トレハロース
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pH調整剤
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増粘多糖類
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調味料(アミノ酸等)
など、多くの食品添加物が含まれていました。 「手作り風」に見えるあのだし巻き卵も、実は添加物で味付けされ、保存性を高められた工業製品だったのです。
コンビニパスタに乗っている「生卵」の正体
コンビニのカルボナーラや月見うどんに乗っている、ツヤツヤした綺麗な「卵の黄身」。 実はあれも、本物の卵ではありません。
あれは「きみぷち」などの商品名で流通している「卵加工品(スノーマン)」です。 本物の生卵は賞味期限が短く、加熱しない状態でコンビニ弁当に入れると食中毒のリスクがあります。そこで開発されたのが、この「黄身風のソース」です。
その原材料を見て、私は卒倒しそうになりました。
【原材料の例】 液卵、デキストリン、還元水あめ、植物油脂、ゼラチン、食塩、寒天、卵たん白加水分解物、加工でん粉、トレハロース、増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、pH調整剤、カロチノイド色素…など
もはや「卵」というより、「卵の味がする添加物の塊」と言っても過言ではありません…。
さらに怖いのは、お弁当の原材料欄には「卵加工品」としか書かれないことです。キャリーオーバー(表示免除)のルールにより、この大量の添加物は隠されてしまうのです。
ホテルのスクランブルエッグも、筒状のゆで卵も…
ホテルの朝食ビュッフェで人気の、冷めてもふわふわでトロトロのスクランブルエッグ。 あれも家庭で作るのは不可能ですよね?
実は、業務用の「スクランブルエッグの素」が使われているケースが多くあります。もちろん、植物油脂や添加物がたっぷり含まれています。
また、コンビニのサラダに入っているスライスゆで卵。 どこを切っても同じ大きさの黄身が出てくるのはおかしいと思いませんか? あれは「ロングエッグ」と呼ばれる、金太郎飴のように長く加工されたチューブ状の卵です。

「卵料理だから安心」という思い込みは、今すぐ捨てた方がいいかもしれません。
【缶詰の裏側】便利さに潜む「環境ホルモン」BPAのリスク

次に注意したいのが、保存食として便利な「缶詰」です。
「原材料はトマトだけのトマト缶だから安心!」と思っていませんか?
実は、中身の食材ではなく、「容器」そのものにリスクが潜んでいます。
缶の内側から溶け出す化学物質「BPA」
多くの缶詰の内側には、金属の腐食を防ぐためにプラスチックの一種である「エポキシ樹脂」がコーティングされています。 この樹脂の原料となるのが「ビスフェノールA(BPA)」という化学物質です。
缶詰は製造工程で高温殺菌されますが、その熱によって、コーティング剤からこのBPAが食品中に溶け出してしまうことが分かっています。
BPAが体に及ぼす影響とは?
BPAは、人間のホルモンバランスを撹乱する「環境ホルモン」の一種です。 微量であっても、摂取し続けることで以下のようなリスクが懸念されています。
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生殖機能への悪影響(不妊など)
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乳がんや前立腺がんとの関連
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子どもの脳神経や行動への影響
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肥満やアトピー性皮膚炎の原因
日本では「大人が一生食べ続けても問題ない量」として基準値が設けられていますが、その基準はEU(欧州連合)の10倍以上も緩いのが現状です。
海外では「BPAフリー」が当たり前になりつつある中、日本はまだまだ対策が遅れています。
圧力で潰された?「BPA低減缶詰」の怖い話
ある勉強会で聞いた話ですが、かつて日本のとあるメーカーが「BPAの溶出を抑えた安全な缶詰」を開発し、パッケージにその旨を記載して販売しようとしました。
しかし、大手の缶詰メーカーから「そんなことを書いたら、普通の缶詰が売れなくなる(危険だとバレる)!」と圧力をかけられ、記載できなくなったそうです。
これこそが、消費者が知ることのできない「食品業界の裏側」です。
現在は日本でも自主規制が進んでいますが、私はなるべく「紙パック」や「瓶詰め」を選ぶようにしています。
もし缶詰を買うなら、「BPAフリー」を明記している「創健社」や「自然の味」などのメーカーを選ぶのがおすすめです。
❶創健社 ビスフェノールA不使用のトマト缶
公式サイトや缶詰自体にBPAフリーの旨が記載されています。
※お魚の缶詰は使用されている模様
❷自然の味 BPAフリーのまぐろ缶
公式サイトにBPAフリーの旨が記載されています。
【お肉の裏側】ステーキだと思ったら「接着剤」だった?成型肉の真実

「激安ステーキ定食 680円!」 そんな看板を見て、「安い!ラッキー!」と飛びついていませんか? 普通のお肉に見えるそのステーキ、実は「成型肉(せいけいにく)」かもしれません。
成型肉とは?
簡単に言うと、「本来なら捨ててしまうようなクズ肉や内臓を、接着剤で固めて形を整えたお肉」です。 コストダウンのために、格安の焼肉店やサイコロステーキなどで広く使われています。
成型肉には大きく分けて2種類あります。
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結着肉(サイコロステーキなど)
骨の周りの削り肉を、「結着剤(リン酸塩など)」で固め、「軟化剤」で柔らかくし、「うま味調味料」で味をつけたもの。 -
インジェクション加工肉(霜降り加工)
赤身の安い肉に、注射針で「牛脂」や「添加物」を注入し、人工的に霜降りを作ったもの。
何が問題なの?
一番の問題は、「添加物のかたまり」であることです。 お肉同士をくっつけるための「カゼインナトリウム(乳由来)」や、腎臓への負担が心配される「リン酸塩」など、添加物が複数使われています。
スーパーで売られる場合は「成型肉」の表示義務がありますが、外食店には表示義務がありません。
「やわらか加工」などと書かれていたら要注意。不自然に柔らかいお肉や、繊維がバラバラなお肉は、本物のステーキではない可能性が高いのです。
【原料の裏側】虫、金属、パルプ…添加物の意外な正体
食品添加物は名前がカタカナで難しく、何から作られているかイメージしにくいですよね。 実は、その原料を知ると「えっ…」と引いてしまうようなものが存在します。
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コチニール色素(赤色): 原料は「サボテンに寄生する虫(エンジムシ)」です。乾燥させた虫を煮出して色を抽出します。ハムやソーセージ、かき氷のシロップなどに使われますが、稀にアナフィラキシーショックを起こす事例が報告されています。
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銅クロロフィル(緑色): 原料は「蚕(カイコ)のフン」です。フンに含まれる葉緑素を使っています。
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シェラック(光沢剤): 原料は「ラックカイガラムシの分泌液」です。チョコレートやガムのツヤ出しに使われます。
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CMCナトリウム(増粘剤): 原料は「パルプ(紙の原料)」です。化学薬品を混ぜて作られます。
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酸化チタン(白色): 原料は「金属チタン」です。ホワイトチョコなどを白くするために使われますが、発がん性の懸念からフランスでは食品への使用が禁止されました。
もちろん、これらは国が許可しているものですが、「虫の煮汁」や「金属」を食べていると思うと、あまり気持ちの良いものではありませんよね。
【GMOの裏側】日本は世界一の「遺伝子組み換え」輸入大国

最後は、見えないリスクの代表格「遺伝子組み換え食品(GMO)」です。 「パッケージに『遺伝子組み換えでない』って書いてあるから大丈夫」 そう思っていませんか?
実は日本は、世界でもトップクラスのGMO輸入大国。年間2,000万トンものトウモロコシや大豆を輸入しています。 それらはどこに消えたのでしょうか?
表示義務のない「抜け穴」
実は、以下の食品には遺伝子組み換えの表示義務がありません。
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サラダ油(大豆油、菜種油など)
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異性化糖(ジュースに入っている果糖ブドウ糖液糖)
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醤油
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食品添加物
加工の過程で「DNAが分解されるから」という理由で、表示しなくて良いことになっているのです。
つまり、私たちが普段使っている安いサラダ油や、お菓子に使われる甘味料のほとんどは、遺伝子組み換え作物が原料である可能性が極めて高いのです。
遺伝子組み換え作物は、「除草剤(ラウンドアップなど)をかけても枯れない」ように遺伝子操作されています。
そのため、発がん性が疑われる除草剤の成分が残留しているリスクや、殺虫成分による体への影響が懸念されています。
まとめ:知ることは、身を守ること
今回は、スーパーの食品に潜む「5つの裏側」についてお話ししました。
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卵料理は「液卵」や「卵風添加物」かもしれない
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缶詰からは「環境ホルモン」が溶け出している
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安いステーキは「接着剤で固めた肉」かもしれない
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着色料の原料は「虫」や「金属」かもしれない
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油やジュースには「遺伝子組み換え」が隠れている
これらすべてを完全に避けて生活するのは、現代の日本では至難の業です。 しかし、「知らずに食べる」のと「知っていて避ける」のでは、10年後の体に大きな差が出ます。
「便利で安いもの」には、必ず理由があります。 今日から買い物をする時は、パッケージの裏側をひっくり返して、原材料を見る癖をつけてみませんか?
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