こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。
この記事はこんな方向け
- オーガニックビールを探している方
- ビールに含まれる添加物について知りたい方
- 美容と健康のために今できることを探している方
★無添加の調味料や食品について、こちらのページにまとめています。添加物が気になる方の参考になれば幸いです。
ビールに含まれる添加物とは
仕事終わりに、とりあえず一杯のビール。
特に週末に飲むビールは最高ですね。
私も毎日は飲みませんが、週末にはビールを飲んでぷはーっとしたい気分になります。
そんなストレス発散にも最適なビールですが、ビールの原材料をしっかりと確認したことはありますか?実はビールには意外な原材料が使用されているのです。
ここで、とある大手ビールメーカーのビールの原材料を見てみましょう。
【原材料】
麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
ビールといえば、「麦芽とホップ」でだけでつくられているのかと思ったら、意外にも「米」が使用されています。
そして、見慣れない「コーン」と「スターチ」という文字まで。
「コーン」はもちろん、「とうもろこし」のことです。とうもろこしを荒く砕いたコーングリッツがビールに使用されているのです。
そして、「スターチ」とは、「でんぷん」のことです。ビールの副原料として、一般的にはコーンスターチが使用されています。
実は日本のビールには、副原料として麦芽の重量の5%まで、お米やでんぷん、果実や香辛料、ハーブやはちみつなどを使用することができるのです。
ハーブや香辛料を使用しているビールはあまり見かけませんが、「コーンスターチ」が入っているビールはスーパーでもよく見かけますよね。
コーンスターチは添加物?
「コーンスターチ」は食品衛生法上での「食品添加物」には該当しません。市販されている一般的なビールには、食品添加物は使用されていないのです。(発泡酒やノンアルコールビールは別です)
ただ、コーンスターチの原料となるトウモロコシは、「遺伝子組み換え作物」である可能性が高いため、その安全性が懸念されています。
遺伝子組み換え作物は、人間の科学の力によって生み出された物質であるため、食品添加物のように摂取を避ける人も存在します。
食の安全を気にされる方は、トウモロコシ製品を購入するときには「遺伝子組み換えではない」という記載がある商品を購入していると思いますが、実は日本のビールにもコーンスターチとして形を変えて、遺伝子組み換え作物が潜んでいる可能性もあるのです。
また、ビールの本場ドイツでは、ビールの原料に麦芽とホップ以外を使用してはいけないという、「ビール純粋令」という法律まであります。
お米やコーンスターチ入りの日本のビールは、ドイツから見るとビールとして認められないのですね。
そこで今回の記事では、
コーンスターチが含まれていない麦芽とホップだけでつくられたビールと、
さらに有機栽培でつくられた麦芽を使用したオーガニックビール
をご紹介したいと思います。
コーンスターチが無添加のビール
大手メーカーのビールで、コーンスターチ無添加のビールは下記の3種類があります。
(発泡酒に関しては、副原料として糖類などの様々な原料が使用されています)
キリンビール1番搾り
原材料:麦芽、ホップ
エビス
原材料:麦芽、ホップ
プレミアムモルツ
原材料:麦芽、ホップ
日本にはクラフトビール(地ビール)もたくさん種類がありますが、クラフトビールは麦芽とホップのみでつくられている商品が多いです。
クラフトビールの代表としては、ヤッホーブルーイングさんが販売している、フルーティな味わいの「よなよなエール」が有名ですね。
よなよなエールも麦芽とホップのみでつくられています。
ここからは、麦芽とホップでつくられているビールの中でも、さらに健康志向の強い方向けに、麦芽も有機栽培されたオーガニックのビールをご紹介します。
おすすめオーガニックビール①日本ビール
有機麦芽と有機ホップを使用してつくられている「日本ビール」さんの「有機農法ビール」です。
缶のデザインとして、ミレーの「落穂ひろい」を採用しているため、「ミレー缶」とも呼ばれたりします。
●商品名:有機農法ビール
●製造者:日本ビール株式会社
●原材料:有機麦芽、有機ホップ
●内容量:350ml
●賞味期限:購入時点から半年後くらい
【味や風味など】
きれいな金色をしたビールです。味は濃いめというか、やや苦味のあるビールです。思っていたよりかはすっきりとした味わいでした。
オーガニックで無添加だと思って飲むので、私にとっては相当美味しく感じました。このビールを注いだ実際の写真です。
【金額】
私は自然派のスーパーで266円で購入しました。キリンさんやアサヒさんのビールよりも少し高いくらいのお値段です。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも購入可能ですが、販売しているスーパーがあれば、そのスーパーで購入する方がお安くなるはずです。
また、日本ビールさんは「有機農法富士ビール」というオーガニックビールも販売しています。ミレー缶よりも、苦みを強くした瓶ビールです。
これらのオーガニックビールの他にも日本ビールさんは、無添加のノンアルコールビールも販売しています。
ノンアルコールビールは、食品添加物を使用している商品がとても多いので、日本ビールさんのつくる無添加ノンアルコールビールは大変貴重です。
ノンアルコールビールにつてまとめた記事はこちらです。
おすすめオーガニックビール②サンサンオーガニック
続いては、よなよなエールを販売している「ヤッホーブルーイング」さんがつくっている、オーガニックビール「サンサンオーガニック」です。
●商品名:サンサンオーガニック
●製造者:株式会社ヤッホーブルーイング
●原材料:オーガニック麦芽・ホップ
●内容量:350ml
●賞味期限:製造日より5ヶ月
有機栽培のモルトとホップを100%使用したオーガニックビールで、すっきりした味わいながらも、ビール本来の素材を感じさせる仕上りの爽やかなビールです。
伝統的なエールビール製法でつくられたビールです。
エールビールとは、エール酵母(上面発酵酵母)を使用してつくられるビールで、香り豊かで味わい深いビールを造るのが得意です。
(日本のビールは、ラガー酵母を使用した下面発酵のビールが主流です。ラガービールは、スッキリとしてのどごしが良く、ゴクゴク飲めるのが特徴)
【金額】
取扱いのあるスーパーは少ないですが、取り扱っている店舗では1本当たり270円ほどで販売しています。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも購入可能ですが、販売しているスーパーがあれば、そのスーパーで購入する方がお安くなるはずです。
おすすめオーガニックビール③ピンカスミューラー醸造所
最後はビールの本場ドイツのオーガニックビールをご紹介します。「ピンカスミューラー醸造所」さんの「オーガニックドラフトビール」です。
化学薬品や農薬、添加物を徹底的に排除した醸造所でつくられる本物のオーガニックビールです。
●商品名:オーガニックドラフトビール
●製造者:ピンカスミューラー醸造所
●原産国:ドイツ
●原材料:有機栽培麦芽、有機栽培ホップ、天然湧き水
●内容量:330ml
ピンカスミューラー醸造所は、EC審議会(有機栽培農法規約)及びドイツ有機栽培協会が世界で初めて認めた有機栽培醸造所でもあり、下記のことが徹底されています。
- 倉庫の洗浄は、化学薬品を一切使用せず水洗い
- 瓶は80℃の塩水でスチーム消毒し、硫酸塩等は使用禁止
- 原材料は3年以上化学肥料を使用していない農地で栽培し、自然の肥料以外は使用禁止
- 保存中のモルトの水分は12%以下とし、一切の保存添加物は使用禁止
- ホップはEC規約に基づき、保存料等を一切含まない、認定されたホップのみを使用
私はこのビールをビアバーで飲んだのですが、日本のビールのような喉越しの良さやすっきり感はありませんが、独特な苦味とコク?のような深みがあって、味わい深い美味しいビールだと感じました。
【金額】
スーパーなどでは見かけないビールですが、楽天市場とYahooショッピングでも購入可能(Amazonでは販売していません)です。330ml×6本で3,000円(+送料)くらいで販売されています。
まとめ
私は日本ビールさんの「有機農法ビール」が、飲みやすい上にコクもキレもほどよくあり、とても美味しいビールだと感じで気に入っています。
ビールの好みも人それぞれですが、たまにはオーガニックなビールを選んでみるのも良さそうですね。
健康志向の方、オーガニック主義の方、無添加主義の方の、お買い物の参考にしていただけたら幸いです。
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一つのスーパーで無添加食品を買い揃えるのは難しく、手間もかかるので、無添加の食品を購入できるおすすめの通販サイトを下記の記事にまとめています。