
こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
無添加生活を送っていると、身の回りに溢れる化学物質も気になるようになりました。化学物質を一切排除して生活するのは不可能ですが、少しでも避けるためにできることを探して記事にしています。
・衣類の化学物質が気になる方
・綿100%のあったかインナーを探している方
冬の乾燥する季節、乾燥が原因で肌が痒くなることはないでしょうか。
その痒みを、特に気に留めずに掻いて終わり…という人も多いと思います。
しかし、実はそれは肌に触れている衣類が関係しているかもしれません。
私たちが何気なく来ている肌着、特に冬の寒さから身を守るために着る暖かいインナーは、実は石油を化学合成してできた化学繊維でできているのです。
化学繊維は肌への刺激となるため、肌が敏感な人は着用しているだけでひどい痒みに襲われてしまうこともあります。
化学物質に敏感ではない人が、化学繊維を着用しているときに発生する痒みは、必ずしも化学繊維が原因と断言することはできませんが、多少の影響はあるのではないかと思っています。
そこで、今回の記事では人間のからだに最も近い「衣類」に使用される化学物質と、おすすめの綿100%あったかインナーをご紹介したいと思います。
衣類の繊維について
ここで衣類に使用される繊維について、少し触れておきたいと思います。
衣類に使用される繊維は、天然繊維と化学繊維とに分けることができます。
天然繊維とは | 動物や植物などの自然界から手に入れることができる繊維 |
おもな素材 | 綿・麻・竹・大豆・絹・羊毛・カシミアなど |
天然繊維のメリット | ・肌への負担が少ない ・素材によっては丈夫で長持ち |
天然繊維のデメリット | ・価格が高め ・洗濯などの手入れに手間がかかる |
化学繊維とは | 石油などを原料として化学的に合成された繊維 |
おもな素材 | ポリエステル・ナイロン・アクリル・レーヨン |
化学繊維のメリット | ・洗濯や手入れがしやすい ・価格が安い |
化学繊維のデメリット | ・素材によっては生地が痛みやすい ・石油や化学薬品を使用しているので肌への負担が大きい |
ポリエステルやナイロンなど聞きなれた言葉ではありますが、実際にそれが化学繊維であるということを、私は意識したことがありませんでした。
比較的安価で手に入る衣類は、化学繊維でできているものがほとんどなのです。
そして、誰もが冬場にインナーとして着用するユニクロのヒートテックも、化学繊維でつくられています。
ヒートテックの生地の素材を見てみると、タグには下記のような記載がありました。
- ポリエステル39%
- アクリル31%
- レーヨン21%
- ポリウレタン9%
いずれも化学繊維です。
私も長い間お世話になっていて、着心地も良く、とてもあったかいので冬の必需品でした。
しかし、化学物質について意識し始めてから、素材を確認してみて「こんなに化学繊維まみれだったのか…」とショックを受けてしまいました。
ヒートテックを着ていることによってひどい肌荒れを起こした、ということはありません。
ただ、年齢を重ねるにつれて肌が乾燥しがちになってきたここ数年は、新しいヒートテックに手を通すと、時折感じるチクチクとした感じや、乾燥による痒みを感じるようになっていたのです。
年齢を重ねて肌が少しづつ乾燥した状態になり、そこに刺激の強い化学繊維が触れることによって引き起こされる、痒みや刺激なのではないかと思っています。
下着のように肌に直接触れないオシャレ着は、化学繊維であっても肌への刺激は少ないかと思いますが、インナーや下着に関しては天然繊維に変えていきたいと思いました。
しかし、大好きだったユニクロのインナーには天然繊維を使用しているものはほとんどありません。綿100%のパンツはありますが、冬用の暖かなインナーは販売されていないのです。
おすすめの天然繊維の肌着
ベルメゾン ホットコット
出典:ベルメゾン
ベルメゾンさんでは、ヒートテックに変わる存在のあったか長袖インナーを販売しています。繊維の中央を空洞にした中空発熱綿を100%使用して、軽い着心地と高い保湿性を実現しています。
●商品名:ホットコット 綿100%PREMIUM
●素材:綿100%
●価格:1,584円(税込)
●カラー展開:
ブラック・ネイビー・グレージュ・オフホワイト・ピンクの5色
●サイズ展開:S~3Lの5段階
●レディース・メンズ・キッズ用あり
100%綿ではありませんが、95%綿とポリウレタン5%でつくられているホットコットも販売されています。価格が少し安く¥792~¥1,031ほどで販売されています。
ベルメゾンさんのインナーは品質表示が生地にプリントしてあるので、タグが当たってチクチクしないのも特徴です。作業が細かいところもうれしいですね。
実際に私が購入したホットコットです。ホワイトのMを購入しました。
チクチクもしませんし、静電気も起きません。自然な着心地で着ていて気持ちいいです。
★ベルメゾン公式通販サイトはこちら★
【ベルメゾンネット】綿95%のあったかインナー「ホットコット」
※このページの中に、綿100%PREMIUMインナーも含まれています
Amazonや楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。
グンゼ
出典:グンゼ
グンゼは肌着の大手のメーカーですが、コットン100%を使用した肌着も販売しています。また、綿に関してはオーガニックコットン(農薬や化学肥料を使用しないで栽培された綿花)を使用しています。
残念ながら厚手の素材のインナーは綿100%では、販売していませんが、綿100%の薄手のインナーとしてご紹介します。
●商品名:the GUNZE(ザグンゼ)
●素材:綿100%
●価格:1,800円(税込) ※レディース8分袖
●カラー展開:
ブラック・ソフトベージュの3色
●サイズ展開:M・L・LLの3段階
●レディース・メンズ用あり
こだわりの日本製で、グンゼの下着づくりの技術を集結して生み出されたコットンインナーです。
汚れ落ちしやすいような生地の編み方をしているので、水だけでも汚れが落ちやすい素材になっています。また、洗剤を使用してもすすぎ性能が良く、残留洗剤が少ないのが特長です。
グンゼもタグがプリントになっているので、タグがついているインナーのように、タグが皮膚にあたってチクチクしたりかゆくなったりすることがないので安心です。
★グンゼ公式通販サイトはこちら★
<the GUNZE>肌へのやさしさにこだわったコットン100%インナー
Amazonや楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。
グンゼの綿100%ブラジャー
グンゼさんには、肌にあたる側が綿100%のブラジャーを販売しています。技術的に難しいようで業界初だそうです。
日常用のシンプルなブラジャーとして購入してみました。長くつけていても、締め付けで痒くなることもありません。
ノンワイヤーなのでホールド感はありませんが、着け心地がとても良いです。
まとめ
厚手の冬用のインナーで綿100%はベルメゾン一択です。春夏秋に使用できるインナーとしては、グンゼのインナーも、通気性や肌触りの良さからおすすめです。
無添加主義の方や、身の回りの化学物質が気になってきた方の参考になれば幸いです。
★無添加の調味料や食品について、こちらのページにまとめています。化学調味料や添加物が気になる方は是非ご覧ください。
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参考URL:丈夫で長持ちする服とは?天然繊維と化学繊維の違いって?