食品添加物の知識を深めたいけど、どうやって勉強すればよいの??
せっかく勉強するなら資格が取りたいけど、食品添加物に関する資格ってあるの??
という疑問を持っている方に向けて、食品添加物について学べる資格をご紹介したいと思います。
この記事はこんな方向け
- 食品添加物に関する知識を深めたい方
- 食品添加物に関係する資格を取得したい方
- 空いた時間に何か勉強をしたいと思っている方
食品添加物について学べる資格はある?
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加生活」を送っています。
さまざまな無添加食品を探しては、このブログで記事にしてきました。☞無添加食品をまとめた記事はこちらです
ただ、そんな私は「食品添加物」に関する資格を持っているわけではありません。
この世界の第一人者である安西司先生の本を読んだり、ネット上でさまざまな記事を読んだりしながら知識を深めているつもりですが、資格として何か取得してみたいなと思いはじめています。
「食品添加物に関する資格って何かあるのかな?」
と探したところ、「食に」関する資格はたくさんありますが、「食」を学びながら食品添加物も一緒に学べる資格を5つに見つけることができました。
この記事を読んでくださる方は、「食品添加物」を避けたいと思っていて、食品添加物について学びたいと考えている方も多いと思います。
そこで今回の記事では「食品添加物について学べる資格」を5つピックアップしてご紹介したいと思います。
食品添加物が学べる資格
「食品添加物」を学べる資格はおもに、
- 加工食品診断士
- ナチュラルフード・コーディネーター
- 食育アドバイザー
- 食生活アドバイザー
- 食育インストラクター
の5つがあります。
それぞれについて説明します。ちなみに、いずれの資格も受験資格は不要です。ただ講座を終了することによって資格を取得できるものが多いです。
加工食品診断士
「加工食品診断士」は、「食品の裏側」という食品添加物の真実をせきららにしている本の著者である安西司先生が監修している資格です。
安西司先生は食品添加物の専門商社で働いていた元セールスマンで、その経験をもとに「食品添加物」に関する本を何冊も出版されています。☞安西先生の本についてはこちらの記事でまとめているので、気になる方はこちらの記事をお読みください。
一般社団法人加工食品診断士協会が運営している「加工食品診断士養成講座」を受講することによって資格を取得することができます。
資格概要 | 食品添加物や加工食品について学べる資格 添加物以外にも遺伝子組み換え食品についても勉強でき、食の安全に関する知識が深められる資格です |
試験 | あり ※養成講座内の最終試験 |
資格取得方法 | 資格を取得するには、全44時間・44科目の講座を受講し、最後に試験を受けて合格する必要があります 講座の開催場所が東京のみなのが残念なところです。 |
費用 | <受講料> 248,000円 |
認定機関 | 一般社団法人加工食品診断士協会※民間資格 |
受講料がかなりお高めですが、安西先生が直接講師となってお話をしてくれるので、この金額でも価値はあると思います。
加工食品診断士の養成講座は東京のみでの開催ですが、同じ加工食品診断士協会が運営する「食品添加物基礎講座」にはオンラインコースもあります。
ただこちらは資格がもらえるわけではないようです。
食育アドバイザー
出典:資格のキャリカレ食育アドバイザー
「食育アドバイザー」は、食育に関する正しい知識と健全な食生活を実践する力を持った、食のスペシャリストのこと。
学ぶことによって家庭はもちろん、たくさんの人たちに食の大切さを伝え、正しい食生活を指導する力まで身につけ流ことができます。
食品添加物だけを学ぶというよりは、「食全般」についてを学ぶ資格です。
資格概要 | 食育指導をするための基礎知識や、食品の安全な選び方などが学べる資格です。 「食の安全」の勉強の中で、食品添加物について学びます。 食育という観点で勉強できるので、栄養バランスなど年代に合わせた 健康を考えた食事作りの勉強もできます。 |
試験 | あり |
資格取得方法 | 3ヶ月の通信講座受講+受験が必要です |
費用 | <通信講座受講料> 一括払い:28,600円(税込) 分割払い:月々1,380円×24回(税込) <受験料> 5,600円(税込) |
難易度 | 受験があると言っても自宅でテキストを見ながらでOKなので、受験者のほとんどが合格できます。 |
認定機関 | 日本能力開発推進協会 (JADP)※民間資格 |
認定講座URL | <資格のキャリカレ> 食育アドバイザー |
受験が必要な資格でもありますが、合格率は高いため取得しやすい資格の一つです。「資格のキャリカレ」の通信講座で取得が可能です。
食育アドバイザーの資格の詳細についてはこちら。
食生活アドバイザー
「食育アドバイザー」に似た資格で「食生活アドバイザー」という資格があります。
食生活アドバイザーは、プライベートから仕事まで、広く活用できる食の知識を身につけたスペシャリストで食を大切にする風潮が高まる中、注目の集まっている資格です。
資格としては2級と3級が存在し、ダブル受験することもできます。
資格概要 |
「栄養と健康」「食文化と食習慣」「食品学」「衛生管理」など |
試験 | あり |
資格取得方法 | 決められた試験日に受験をし合格する必要があります ユーキャンの通信講座で勉強することができますが、試験を受験するだけで資格取得することもできます |
費用 | <通信講座受講料> 一括払い:34,000円(税込) 分割払い:月々3,140円×11回(税込) <受験料> 3級:5,000円(税込) 2級:7,500円(税込) 3級・2級併願:12,500円(税込) |
難易度 | <合格率> 2級:約40% 3級:約65% |
認定機関 | 一般社団法人FLAネットワーク協会※民間資格 |
認定講座URL | <ユーキャン> ユーキャンの食生活アドバイザー(R)講座 |
食生活アドバイザーはしっかりとした試験があり、取得するには少し難易度が高いです。
そのぶん持っていると自慢できる資格でもあるので、学びを形としてしっかり残したい方におすすめ。
また食に関して幅広く学びたい方も、食生活アドバイザーを目指すのがおすすめです。「ユーキャン」の通信講座で学ぶことができます。
食育インストラクター(プライマリー)
「食育インストラクター」とは、「食育」を基礎から学び、日々の生活に活かし、広く推進・社会で活躍できる”食育”の指導者の証となる資格のことです。
食育インストラクターの資格としては、1級〜4級・プライマリーの5種類があります。
1級〜4級はそれぞれ受験要件があるので、まずは「プライマリー」を目指すのがよさそうです。
がくぶんの通信講座を受講することによって「食育インストラクタープライマリー」を取得することができます。
資格概要 | 安心安全な食材選びや食事のマナーなど、暮らしや子どものしつけにも役立つ食育実践法を学べます 長年に渡って食育の必要性を説き、実践してきた「食育」の第一人者・服部幸應さんが監修していて、 「安全な食品の選び方」を学ぶ際に食品添加物について触れています |
試験 | 統一された試験日はなく、通信講座の進行にあわせた在宅受験 最終課題に不合格となった場合、1回に限り無料で再試験が可能 |
資格取得方法 | 通信講座「服部幸應の食育インストラクター養成講座」を受講し、 最終課題に合格(70点以上獲得)すること |
費用 | <通信講座受講料> 一括払い:39,900円(税込) 分割払い:月々3,500円×12回(税込) <受験料※最終課題> 受講料に含む |
難易度 | 合格率などは非公表ですが、在宅受験のため難易度は高くないと思われます |
認定機関 | NPO日本食育インストラクター協会※民間資格 |
認定講座URL | <がくぶん> がくぶんの食育インストラクター |
「食育」の第一人者である服部幸應さんが監修しているだけあって、「食育」にフォーカスをあてた資格です。
子どもの「食育」をきちんと考えたい!という方におすすめの資格です。
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ナチュラルフードコーディネーター
「ナチュラルフードコーディネーター」は、ハッピーチャレンジゼミの通信講座を受講し、課題を提出するだけで取得できる資格です。
「食の安全」を学ぶ際に食品添加物についても学びますが、実際の料理のつくり方を学ぶことがメインの資格で、お料理を勉強したい方向けの資格です。
資格概要 | ナチュラルフード(有機野菜や無添加食材)を使った料理について学べます。 食材の選び方から、玄米の美味しい炊き方、自家製の調味料からマクロビスイーツの作り方まで身に付けることができます。 |
試験 | なし |
資格取得方法 | 通信講座を申し込んで、講座の課題(学科4回・実技2回)を提出するだけで資格取得可能です。 課題に合格すると「ナチュラルフード・コーディネーター」の証書が授与されます。 |
費用 | <通信講座受講料> 一括払い:64,000円(税込) 分割払い:4,420円×15回(税込) |
難易度 | 難易度は低く、課題を提出できれば良いのでほぼ100%の合格率です。 |
認定機関 | 日本創芸学院認定※民間資格 |
認定講座URL | <ハーピーチャレンジゼミ> ナチュラルフード・コーディネーター |
難易度が低く、受験もないためかなり取得しやすい資格です。通学しなくて良いところもメリットです。
オーガニックや食品添加物について学びたい方、料理教室を開きたい方などに向いている資格でもあります。
まとめ
「食」に関する資格は種類が豊富ですが、食品添加物を学べる資格を5つご紹介しました。
中でも「加工食品診断士」に関しては、「食品添加物」をメインに勉強することができます。
その他の4つの資格は「食」という大きな枠の中で「食品添加物」を学ぶという感じです。
食品添加物の勉強を深めて資格を取得したいという方は、資格取得してみてはいかがでしょうか。