ヘアワックスの無添加とは?おすすめオーガニックワックス5選

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ヘアワックスイメージ 無添加のはなし
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。

 

「無添加」の食品や商品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加商品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。

この記事はこんな方向け

  • 無添加のヘアワックスを探している方
  • 無添加やオーガニックについて知りたい方
  • 美容と健康のためになることを探している方

★無添加の調味料や食品・洗剤や化粧品について、こちらのページにまとめています。添加物や化学物質が気になる方の参考になれば幸いです。

 

私は食品の添加物を気にしはじめてから、食品以外のスキンケアやボディーソープ、シャンプーやヘアワックスまで、

自分が知らないだけで、実は危険な成分が入っているのでは?

と心配になってしまいました…。

 

そこで今回の記事では、ヘアワックスを購入するにあたって、どんな商品を購入するとよいのか判断できず困っている方のために、

  • ヘアワックスにおける「無添加」「オーガニック」とは何なのか?について

のお話と、

  • おすすめの無添加でオーガニックなヘアワックス

をご紹介したいと思います。

 

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ヘアワックスにおける無添加・オーガニックとは

食品においては厚生労働省によって「食品添加物」とは何かが指定されています。

ですが、化粧品やシャンプー・ヘアワックスなどの日用品に使用される成分として、「何が添加物なのか」が国によって指定されていません。

つまり、「無添加」と表記されていても、メーカーによって「どの成分が無添加なのか」が違うのです。

 

オーガニック」とは、有機栽培(無農薬や低農薬で栽培されること)された植物のこと。

有機栽培された植物のエキス等を使用している場合に、その商品パッケージに「オーガニック」と記載されます。

ただ、石油由来の成分が入っていても「オーガニック」の植物エキスを使用していたら「オーガニック」と謳って販売されていることもあるので注意が必要です。

 

ヘアワックスにおける「無添加」「オーガニック」を簡単にまとめると、

  • 「無添加」の定義はメーカーによってちがう
    ※一般的には石油由来の化学合成物質を使用していないときに使われることが多い
  • 「オーガニック」は、有機栽培された植物の成分が使用されている
    ※オーガニックだからといって、無添加とは限らない

ということです。

 

「オーガニックだから…」とか、

「無添加って書いてあるし…」

と安心してしまわずに、使用されている成分がなにであるのか、きちんと確認することが大切です。

 

ヘアワックスの成分

ここで、大手メーカーの価格を抑えた一般的な(500円くらいで購入可能な)ヘアワックスの成分を見てみます。

女性用のヘアワックスで、ヘアアイロンで巻いた後にカールをキープすることを目的としたヘアワックスです。(私のヘアワックスの使い方です)

【成分】
水、パラフィン、ミネラルオイル、BG、キャンデリラロウ、セテスー20、ステアリン酸ソルビタン、パルミチン酸エチルヘキシル、ステアリン酸、合成ワックス、TEA、ステアリルアルコール、カルナウバロウ、シリカ、加水分解ヒアルロン酸、ジメチコン、カプリリルグリコール、ジステアリン酸PEG-250、カルポマー、香料

「水」と「香料」以外は、薬品名が羅列していて、どの成分が何なのかよくわからないですよね…。そこでおもな成分について調べてみました。

 

パラフィンとは
石油を蒸留して最後に残存する部分を十分に精製して得られる固形状オイル(炭化水素化合物)。また液状になったオイルのことをミネラルオイルと呼ぶ。毒性や刺激性はなく、精製度の高さからアレルギー(皮膚感作性)もほとんどなく報告もないため、敏感肌やアトピー肌の方でも安全に使用できる成分だと考えられている。
BGとは
アセトアルデヒドのアルドール縮合物を水素添加して得られる多価アルコール(二価アルコール:グリコール)で、保湿剤としてベタつきが少なくグリセリンに比べて使用感が軽いことから非常に汎用されている保湿剤。
キャンデリラロウとは
メキシコ北部、アメリカカリフォルニア南部、テキサス南部などの半乾燥地域に生育するトウダイグサ科植物キャンデリラの茎から抽出して得られる黄褐色の固形状オイル(ロウ)。主成分は高級脂肪酸と高級アルコールのエステル。
ステアリン酸ソルビタンとは
高級脂肪酸であるイソステアリン酸と、糖類の一種で水性成分であるソルビトールをつなぎ合わせた非イオン界面活性剤。
 

全ての成分を見ても、成分自体の説明が難しく長くなってしまうため、ここではこのあたりにしておきます。

参考にしている「化粧品成分オンライン」さんは化粧品の成分について詳しく知ることができるので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

ここで伝えたいのは、このヘアワックスは石油由来で化学合成された成分や化学的に生産された物質でつくられている、ということです。

もちろん、使用するにあたっての安全性は、きちんと確認された成分ではあります。

 

ですが、ヘアワックスを「髪の毛につける」ということは「顔の肌にも触れる」ということです。

私の通っている皮膚科の先生によると、顔の肌荒れの原因は髪の毛が触れることが一因だそう。髪の毛が、頬などに触れないようにすることが、肌荒れ対策になるとのことでした。
髪の毛に付着している刺激の強いシャンプーやヘアワックスの成分も、肌荒れの原因になることがあるそうです。

化粧品やスキンケアは、できるだけ石油由来の成分が入っていないものを選択している方も多いと思いますが、ヘアワックスには石油由来の成分が入っていても安心して使用できるのでしょうか。

私は安心して使用できません。

お金をかけてよい成分のスキンケアを使用していても、ヘアワックスで台無しにしてはもったいないですよね。

 

そういう思いで、私が成分と使い勝手にこだわって見つけ出した、全成分が天然由来で、オーガニック成分も配合しているおすすめな「無添加でオーガニックなヘアワックス」をご紹介します。

 

おすすめ無添加ヘアワックス①プロダクト

全成分天然由来の「ザ・プロダクト ヘアワックス」です。

有名なので知っている方も多い商品だと思いますが、成分・使い勝手の面でとてもおすすめのヘアワックスです。

ザ・プロダクトヘアワックス

  • 製造販売元:㈱KOKOBUY
  • 内容量:42g
  • 全成分:シア脂・ミツロウ・トコフェロール・マンダリンアレンジ果皮油・アロエベラ液汁
    (シア脂・アロエベラ液汁はオーガニック認証成分)

 

原材料はたった5つですべて天然由来の成分を使用しています。

  • シアバター[USDAオーガニック認証]
    髪や肌など全身を保湿し、紫外線などによる外的ダメージから保護するアフリカ産の植物性油脂。原産国で珍重されているシアバターの木
  • アロエベラ[USDAオーガニック認証]
    ビタミン・ミネラルを豊富に含み、髪だけでなく頭皮や肌に健康的なうるおいを与え、保護する役割を持つ
  • トコフェロール 
    自然由来のビタミンE(トコフェロール)は、髪にツヤとコシを与え、髪をダメージから保護する役割を持つ
  • ミツロウ
    野生のミツバチの巣から採取した天然のロウ成分。髪にボリュームを与え、スタイリング力を高めます。また、髪にうるおいを与え輝きをもたらすと同時に、毛幹をコーティングし、ダメージや枝毛を抑える
  • マンダリンアレンジ果皮油
    上質なエッセンシャルオイル。柑橘系の爽やかで自然な甘さのある香りでリラックス効果をもたらす

石油由来の成分は一切入っておらず、髪・肌・リップ・ネイルなど、全身に使える保湿ケアアイテムです。

 

【使用方法】
使用する量は、ロングヘアの私でも人差し指の爪の半分くらいの量をすくうくらいです。

両指に伸ばしてオイル状にして、ヘアアイロンで巻いたカールを手ぐしでセットしていくだけ。全身に使用できるので、私は手に残ったワックスを手に塗ってハンドクリームの代わりにもしています。

一石二鳥です。

 

【使用感】
少量で、充分カールのキープ効果が得られます。湿気の少ない日は1日きちんとカールはキープされますが、雨の日はカールが取れてしまいます。

しかしそれは他のヘアワックスでも同じです。

少量しか使用しないため、ロングヘアの私でも2か月以上は持ちます。

香りは自然なオレンジの香りで、ほんのり香る程度です。天然のこういった香料になれると合成香料のにおいがキツく感じるようになります。

 

またツヤがとても出るので、傷んだ髪の毛でも健やかなツヤ感が出せます。

 

そして何より私が効果を感じたことがあります。

私はいつもロングヘアの髪の毛をおろしたまま右側に寄せているのですが、石油由来の成分の入ったヘアワックスを使用していた時には首の周りにニキビができたり、小さなポツポツができたりしていました。

 

それがこのヘアワックスに変えてから出なくなったのです。もともと肌が強い方ではないので、石油由来成分のヘアワックスは刺激が強かったのかもしれません。

 

危険性はないと言われている石油由来成分の入ったヘアワックスですが、自然由来のものに変えると、こんな効果も得られるんだと実感した商品の一つです。

 

【価格】
価格は私の家の付近のドラッグストアでは2,000円くらいで売っていたのですが、Amazonの方が安く買えるようです。

美容室にも置いてあるところが多いので、通いの美容室で聞いてみるのもよさそう。

 

ダマスクローズを使用した、ローズの香りがステキな商品も発売されました。

ザ・プロダクトヘアワックスのダマスクローズ

 

おすすめ無添加ヘアワックス②bojico(ボジコ)

こちらも全成分天然由来で、オーガニック成分も含まれているヘアワックス「bojico(ボジコ)」です。

bojicoヘアワックス

  • 製造販売元:ハーバルインデックス㈱
  • 内容量:18g
  • 全成分:ホホバ種子油、杏油、ミツロウ、香料(天然エッセンシャルオイル)※サンダルウッド、グレープフルーツ、レモンコールドプレスト、ローズゼラニウム、ユーカリグロス、イランイラン1st、ラブダナム、メリッサ

 

こちらも全成分植物由来で、使用方法は「ザ・プロダクト ヘアワックス」と同じです。

お値段は「プロダクト」と同じくらいなのですが、内容量が18gととても少ないのでコストパフォーマンス的には選びづらい部分もあります。

 

ただ、ツヤ感は「プロダクト」よりも出ます。

香りも「ラベンダー」「ローズ」「ラズベリー」「フローラル」と種類も多く、少し独特ですがアロマの香りで、個人的には「ローズ」の香りが好きです。

 

パッケージも可愛いくて、小さいので化粧ポーチに入れておいて、外出先でのヘアのセットやリップの代わりとして使用したりしています。

 

おすすめ無添加ヘアワックス③ロレッタ ヘアバター

続いても全成分天然由来で、洗い流さないトリートメントとしての効果もある「ロレッタ ヘアバター」です。

ロレッタ ヘアバター

  • 製造販売元:㈱ビューティーエクスペリエンス
  • 内容量:30g
  • 全成分:シアバター、ダマスクローズオイル、ゼラニウムオイル、ラベンダーオイル

 

商品としては「洗い流さないヘアトリートメント」に分類されていますが、ヘアワックスとして使用することが可能です。(ハンドクリームにもなります)

使い方はこれまでご紹介したワックスと一緒ですが、この商品が1番伸びがよくて、一般的なヘアワックスの使用感に近いと感じました。

また、髪の毛につけたときのなじみが良くて、べたつき感もほぼ感じません。これは優秀かも。

中身はこんな感じでした。

ロレッタヘアバターの中身

ローズの香りかなと思ったのですが、なぜか青リンゴみたいなさわやかな良い香りがしました。

 

この商品もパッケージがかわいくて、化粧ポーチに入れやすい大きさなので、自宅で使ってそのままポーチに入れて持ち歩くこともできます。

 

おすすめ無添加ヘアワックス④ナマシア

続いてはシアバターのみを使用してつくられた「ナマシア」です。

化学薬品を一切使わずに、伝統的な製法で作られた未精製の生シアバターです。

生シアバター100% 無添加ヘアワックス

  • 製造販売元:有限会社 創研
  • 内容量:15g
  • 全成分:シアバター

 

この記事でご紹介している無添加ヘアワックスにはすべて「シアバター」が使用されていますが、この商品はシアバター100%。しかも未精製のシアバターです。

精製されたシアバターと異なり、シア本来が持つ豊富な美容成分(保湿成分)や匂いが、そのまま丸ごと残ります。

 

全身に使用することができますが髪の毛に使うと、髪の毛にツヤが出てサラサラになりました。

ただヘアワックスの役割としてのホールド感が足りないように感じました。

香りはわりと独特です。

好き嫌いはわかれるかもしれませんが、よい香りのヘアワックスを使いたい方にはおすすめできないかなと思います。

写真で紹介している商品は販売しなくなってしまいましたが、アフキリコの未精製シアバター100%の商品もおすすめです。

 

おすすめ無添加ヘアワックス⑤soibalm(ソイバーム)

最後も全成分天然由来で、オーガニック成分も含まれているヘアワックス「soibalm(ソイバーム)」です。

無添加でオーガニックなヘアワックス ソイバーム

  • 製造販売元:ハーバルインデックス㈱
  • 内容量:30.g
  • 全成分:シア脂、ホホバ種子油、ミツロウ、シア脂油、ラベンダー油

 

成分はプロダクトに似ていますが、こちらはラベンダーの良い香りのする、ウェット感のでるヘアワックスです。

少量を手のひらに伸ばし、オイル状ににしてからスタイリングします。手に残ったバームはハンドクリームとしても使えます。

べたつきもほとんどありません。

オーガニックのヘアワックスは、ハンドクリームとしても使用できるので、とても便利ですね。

 

まとめ

「無添加」「オーガニック」の定義は国で定められておらず、メーカーによって「何が無添加なのか」、「どの成分がオーガニックなのか」が自分で調べないとわからない状況です。

 

私が自分で無添加・オーガニック商品を購入するときも、「結局どれが良いの?」というのがわからず、自分が求めていたものにたどり着くまでに、とても長い時間とコストをかけてしまいました

 

もちろん石油由来成分だけが悪いわけではなく、自然の成分でもアレルギーを引き起こす成分もあります。

ただ私は、石油由来の成分の入った商品をなるべく自然由来のものに変えることで、確かに肌が少しずつ改善されていくのを実感しました。

 

このブログを読んでくださる方々が、そんな時間とコストを減らすことができて、自分に合った商品を見つけていただけたら幸いです。

 

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無添加やオーガニックコスメのおすすめ通販サイトを下記の記事にまとめています。

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