蚊取線香の成分は安全?無添加のおすすめ蚊取線香3選

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蚊取線香 無添加のはなし
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。

 

「無添加」の食品や商品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加商品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。

この記事はこんな方向け

  • 無添加の蚊取線香を探している方
  • 肌に触れるものの安全性を気にし始めた方
  • 美容と健康のために今できることを探している方
 

 

気温が高くなりはじめ、雨も多くなってきて、じめじめとした季節がやってきましたね。

この時期からから現れはじめるのが、

です。

 

私は以前、マンションの4階に住んでいました。

昨年の冬に戸建てに引っ越したのですが以前のマンションに比べ、いつのまにか室内に入ってくる蚊の数が多くなってしまったのです。(家の前が雑草の多い空き地だからかもしれませんが・・・)

 

どれだけ気をつけていても、なぜか蚊は家の中に入ってくるから不思議です。

そんな時に活躍するのが「蚊取線香」。今では電気式の蚊取(ノーマットなど)を利用している家庭も多いと思います。

 

しかし、そこで気になるのがノーマットや蚊取線香の成分です。

 

無添加主義の私は、極力そういった物に頼りたくはありませんでしたが、頼らずにはいられない状況になってしまったので、少しでも安全な成分でつくられた蚊取線香を探しました。

 

今回の記事では、蚊取線香の成分のおはなしと、無添加主義の私が安心して使えるおすすめの「無添加の蚊取線香」をご紹介したいと思います。

 

※電気式の蚊取の薬剤の危険性については、このあと紹介する無添加の蚊取線香を販売しているメーカーのホームページに記載があったので興味のある方はご覧ください

 

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蚊取線香の成分は?

体の小さな”蚊”とはいえ、殺すことができてしまう蚊取線香の成分。

「生物に悪影響のある危険な成分が使用されているのではないか?」

と思えてしまいますよね。

 

とあるメーカーの蚊取線香の成分を見てみました。

有効成分:dl・d-T80-アレスリン(ピレスロイド系)
その他の成分:デビドロ酢酸ナトリウム、植物混合粉、香料、他3成分

 

名前だけではなんのことか、まったくわからない成分が並んでいますね。

しかも、「その他の成分」欄には、「他3成分」という謎のまとめ方をしています。

 

食品に関しては、原材料に使用されている成分の全ての表記が必要ですが、蚊取線香には全成分の表示義務はないようです。

 

蚊取線香に表記されている成分を簡単に説明したいと思います。

 

dl・d-T80-アレスリン(ピレスロイド系)

菊

(などの昆虫)の神経を麻痺させる作用を持つ有効成分で、化学合成された物質です。

 

昔ながらの蚊取線香には、除虫菊という植物に含まれるピレトレンという成分が使用されていました。

昆虫や魚類の神経を麻痺させる成分で、自然に咲く花にこの成分が含まれているのです。

 

ピレスロイドというピレトレンと同じ、もしくはそれ以上の効果のある化学合成物質が開発されてからは、ほとんどの蚊取線香にはこのピレスロイドが使用されるようになりました。

 

ピレスロイドを使用した蚊取線香は効き目がよく、蚊やハエの神経を短時間で麻痺させることが可能といわれています。

 

ピレスロイドは人間には安全なの?

実はピレスロイドは哺乳類(鳥類にも)には無害とされています。

哺乳類の体内に入ると、酵素で分解されて体外に排出されるそうです。

 

大手の蚊取線香メーカーは、

「妊婦さんや幼児、ペットがいる家庭でも安心して使用が可能」

としてピレスロイドの蚊取線香を販売しています。

 

デビトロ酢酸ナトリウム

蚊取線香イメージ

防腐剤の効果があり、シャンプーや歯磨き粉などにも使用される成分です。

また、可塑剤(かそざい)としての役割もあり、物質の柔軟性をあげることも可能です。

蚊取線香を長持ちさせる効果と、うずまき状を実現するために使用されていると考えられます。

 

植物混合物

木くずやおがくずの総称です。

蚊取線香はゆっくりと燃焼させて効果を持続させるため、すぐに燃え尽きてしまわないような物質が採用されていると思われます。

 

香料

香料は、蚊取線香に”香り”をあたえる成分です。

蚊取線香のメーカーに直接確認したところ、この香料にも化学物質は使用されているそう。(どんな成分かは非公開のため教えてもらえませんでした)

 

その他3成分

成分に関しては明確ではありませんが、着色料の記載がないので着色料は使用されているのではないかと思います。

ピレスロイドは色が真っ黒なため、綺麗なみどり色に着色されているのです。

この3成分についてもメーカーに直接、どんな成分が使用されているか聞いてみましたが教えてもらうことはできませんでした。

ただ、化学合成物質は使用しているとのこと。

 

ノーマッドのような電気式の蚊取には、化学合成物質がたくさん使用されているのは想像できますが、あの緑色の蚊取り線香も実は化学合成物質がたくさん使用されていることに驚きですね。

 

では、化学合成物質が使用されていない蚊取線香はあるのでしょうか?

 

答えは、少ないながらもあります。

 

ここで無添加の蚊取線香をご紹介したいと思います。

 

おすすめ無添加蚊取線香①かえる印のナチュラルかとり線香

最初にご紹介するのは、天然素材100%でつくられた蚊取線香、「プレマ」が販売している「かえる印のナチュラルかとり線香」です。

天然の蚊取線香にとてもこだわっていて、商品の紹介ページには熱い思いが記載されています。その思いに打たれてすぐにポチッと購入してしまいました。

かえる印の蚊取線香

●品名:かえる印のナチュラルかとり線香
発売元:プレマ株式会社
●製造元:ライオンケミカル株式会社

●全成分:
除虫菊粉末(ピレトリン) ・除虫菊粕粉・タブ粉末・木粉 ・ヤシガラ粉末
●効果持続時間:1巻7時間30分

 

【使用感】
見た目はくすんだ茶色です。

人によって好みがあると思いますが、独特なお線香のような香りがします。

渋めのお花の香りがするため、よく見かける緑の蚊取り線香のよりも優しめな香りだと私は感じました。

中身はこんな感じです。

かえる印のかとり線香の中身

効き目に関しては、LDKの窓をあけておくときに窓際にこの蚊取線香を置くようになってからは、室内に蚊が入ってくるのが確かに減りました。

ノーマットのように周辺に蚊が何匹も落ちていることはありませんが、”虫除け”としての効果は発揮してくれています。

 

匂いに関しては、思ったよりも強くなく、窓を開けた空間で使用するのであれば、カーテンなどへの匂い移りもさほどありません。

密閉された寝室で一晩使用するとなると、さすがに匂いが充満してしまいます。ふとんや衣類への匂い移りも気になります。

 

寝室に関しては、窓を開けずに寝ることが多いので、寝る前の30分くらい蚊取線香を焚いておくだけで、十分効果はあると感じました。(もったいないので30分経過したら蚊取線香の火を消して、翌日LDKで使用します)

 

 

【価格】
スーパーやドラッグストアなどでは販売していないので、私はネットで購入しました。30巻でおおよそ1,000円くらいで購入可能です。

公式サイトでも購入できますが、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。

 

製造元のライオンケミカルさんが販売している、天然素材100%でつくられた蚊取線香もあります。

有効成分:除虫菊末(総ピレトリン0.4%)
その他の成分:植物混合粉

かえる印の蚊取線香よりも少しお安く購入できます。

 

おすすめ無添加蚊取線香②りんねしゃ菊花せんこう

続いては、「りんねしゃ」の「菊花せんこう」です。

りんねしゃさんは、愛知県にある無添加食品・有機農畜産物・天然生活雑貨を製造販売する会社です。

●品名:菊花せんこう
●発売元:株式会社りんねしゃ
●全成分:
除虫草(シソ科ハーブ) 、薄荷(北海道滝上産ハッカ) 、除虫菊末 10%(北海道滝上産・中国産総ピレトリン 0.1%) 、白樺木粉(北海道産) 、タブ粉、澱粉
●効果持続時間:1巻6時間

 

りんねしゃ自社栽培の中国産と北海道産の除虫菊を使用し、さらにアロマ効果のある北海道産の和種はっかを配合しています。

香りがよくアロマ製品としての役割も果たすので、夏季に限らず1年中使用することが可能です。

 

【価格】
こちらの商品もドラッグストアでは見かけない商品です。

そして、かえる印さんと同じくらいの価格で30巻で1,000円くらいです。

 

おすすめ無添加蚊取線香③金鳥

最後にご紹介するのは蚊取線香の定番メーカー。蚊取線香といえば「金鳥」ですね。

天然除虫菊 金鳥の渦巻 ミニサイズ」を販売しています。

なぜかミニサイズしか販売していませんが、金鳥さんでも天然素材100%の蚊取線香を販売しています。

●品名:天然除虫菊 金鳥の渦巻 ミニサイズ
●発売元:大日本除虫菊株式会社
●全成分:
除虫菊、針葉樹、タブの木、でんぷん(トウモロコシ)
●効果持続時間:1巻3時間

 

合成物質のピレスロイド系の蚊取線香を販売している金鳥の社名が、”大日本除虫菊”なことに少し驚きました。

 

実は金鳥の創業者の上山さんが、アメリカから除虫菊の種子を入手し、日本での栽培を広めたそうです。

そして世界初の蚊取線香を発明しました。金鳥さんが除虫菊の蚊取線香のパイオニアだったのですね。

いまではピレスロイド系の蚊取線香をメインで販売していますが、除虫菊の成分ピレトリンを使用した蚊取線香も販売しています。

 

【価格】
金鳥さんの天然蚊取線香はドラッグストアでは見かけないですね。(緑色の蚊取線香はよく見かけます)

Amazon、楽天市場、Yahooショッピングで、ミニサイズ20巻がおよそ500円くらいで販売されています。

 

まとめ

私は思いの強いメーカーがつくっている製品が好きなので、いろいろ調べたうえで「かえる印」さんの蚊取線香を購入しました。

 

煙がどのくらいでるかや、香りがどこまでキツイかなどの比較はまだできていませんが、そのうち全て購入してきちんと比較したいと思っています。

 

ちなみに、蚊取線香は燃焼する過程で「ベンゼン」を発生させてしまうそうです。タバコの副流煙として人体に害のある物質ですね。

ベンゼンは燃焼によって発生する煙の中に含まれてしまうものです。

人体に対して発がん性があるとも言われているため、密閉した室内で蚊取線香を長時間使用するのは避けた方が良さそうです。

 

化学物質が気になる方や、無添加主義の方の参考にしていただけたら幸いです。

 

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参考:
厚生労働省HP内 線香、お香及蚊取り線香の煙中ベンゼン濃度

 

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ころ

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