こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。
この記事はこんな方向け
- 無添加の食品ラップを探している方
- 食の安全性を気にし始めた方
- 美容と健康のために、いまできることを探している方
様々な「無添加食品や商品」をまとめた記事です。添加物や化学合成物質が気になる方は、是非ご覧ください↓
*この動画の内容をYouTubeにまとめています。食品ラップの使い勝手がわかるようにレポしているので動画もチェックです♪
食品ラップの危ない⁉︎原材料のお話
食べものに密接する機会が多い「食品ラップ」。
見た目はどの商品も同じですが、実は原料に使用している素材が商品によって違います。
これはとあるメーカーの食品ラップの原材料欄ですが、
食品と同じように原材料が表記されていて、この商品の場合だと、
原材料が「ポリ塩化ビニリデン」
添加物として、「柔軟剤(脂肪酸誘導体)・安定剤(エポキシ化植物油)」
が使用されています。
なんと食品ラップにも添加物が使用されているんですね。
まずはラップの原材料に使用される物質から触れると、家庭用の食品ラップはおもに
- ポリ塩化ビニリデン・ポリ塩化ビニルを使用した塩素系のラップ
- ポリエチレンを使用した非塩素系のラップ
の2つに分かれます。
塩素系ラップの代表として「ポリ塩化ビニリデン」について説明をすると、
ポリ塩化ビニリデンとは
石油を原料としたプラスチックと塩を電気分解した「塩素」で作られています。
酸素やにおいを通しづらい素材で、ラップに使用すると食品の乾燥やにおいうつりを防ぐことができます。
ですが使い勝手のよい塩素系のラップは、燃焼時に環境ホルモンのダイオキシンが発生すると言われています。
また燃焼しなくても、
耐熱温度の140°を超えるとラップが溶けてしまうリスクもあります。
この温度は油分を多く含んだ食品と一緒に電子レンジで加熱することで、超えてしまう可能性があるんですね。
溶けたラップを誤って食べたとしても、プラスチック自体は体内に吸収されず体外に排出されると言われていますが、
塩素が原料となった物質が含まれているラップを食べてしまったとなると不安になりますよね。
そして、非塩素系のラップの原料のポリエチレンについて説明をすると、
ポリエチレンとは
ポリエチレンもプラスチックなので原料は石油ですが、塩素は含まれていません。
なので燃焼によるダイオキシンの発生はありません。化粧品にも使われる物質です。
ただ、塩素系のラップと比べると、
- 耐熱温度が110℃と低め
- 酸素をと通しやすい
- 粘着性が低い
ので使い勝手がいまいちです…。
使い勝手は悪いですが、私としては塩素系のラップは避けたいなーと思っています。
理由は、塩素系のラップは原料自体に不安があること、そして塩素系のラップには「添加物」が使用されるているからです。
食品ラップの避けたい添加物のお話
先ほどご紹介したラップの原材料には添加物として、
- 脂肪酸誘導体(柔軟剤)
- エポキシ化植物油(安定剤)
が使用されていました。
この2つの物質は、いろいろ調べてみても情報が少なかったので、直接メーカーになにからできている物質なのか聞いてみました。
脂肪酸誘導体もエポキシ化植物油も、果実の酸や植物油を原料としたものだそうですが、詳細については開示していないとのことでした。
結局はよくわからない…ということなのですが、この「なんだかよくわからない添加物を使用している」ことが怖いと思いました。
とあるYouTubeで塩素系ラップをスマホの画面に貼り付けると「跡」が残る、という動画を見たのですが、
私も気になって試してみたら、少しの時間貼り付けていただけでは大丈夫だったのですが、
一晩貼り付けたままにしておいたら、うっすら油分のようなものが画面についていました…。
これは食品を直接包むには怖い…と思いました。
無添加ラップでも試してみましたが、無添加ラップではそのようなことはありませんでした。(そもそも密着しない)
これらのことを踏まえると正しく使っていれば問題はないとは言っても、
得体の知れない添加物を使用した塩素系ラップで食品を直接包むのは避けたいなと思って私は、いわゆる「無添加ラップ」を使うようにしています。
そこでここからは、私が見つけた無添加の食品ラップをご紹介します。
おすすめ無添加食品ラップ①ドン・キホーテ
最初にご紹介するのは、「ドン・キホーテ」で買える「からだ想いラップ」です。
サイズ展開は、
- 幅22cm×長さ50m
- 幅30cm×長さ100m
の2種類のみですが、大容量なのがうれしいです。
●商品名:からだ想いラップ
●製造元:株式会社武田コーポレーション
●生産国 : 中国
●原材料:ポリエチレン
●耐熱温度:-40℃〜110℃
●サイズ展開:幅22cm×長さ50m・幅30cm×長さ100m
【使用感】
表面がつるつる系のお皿にはよくくっつきますが、表面サラサラ系はくっつきにくいです。
耐熱温度がマイナス40℃からと他の無添加ラップよりは高めなのですが、冷凍庫の温度は一般的にマイナス18℃前後になっているそうなので気にしなくてよいと思います。
【価格】
税込217円(30cm×100m)・税込108円(22cm×50m)です。
おすすめ無添加食品ラップ②イオン トップバリュー
続いては「イオン」で買えるトップバリューの「食品保存ラップ」です。
引き出しやすく、巻き戻りにくいフラップ付きです。
●商品名:食品保存ラップ
●販売者:イオン株式会社
●原材料:ポリエチレン
●耐熱温度:-60℃〜110℃
●サイズ展開:幅30cm×長さ40m・幅22cm×長さ40m
【使用感】
こちらも表面がつるつる系のお皿にはよくくっつきますが、表面サラサラ系はくっつきにくいです。
【価格】
税込108円(30cm×40m)・税込96円(22㎝×40m)です。
おすすめ無添加食品ラップ③マツキヨ
続いては「マツキヨ」で買える「食品を直接包める無添加ポリエチレンラップ」です。
ドラッグストアのマツキヨのオリジナルの食品ラップです。
経営統合したドラッグストアのココカラファインでも購入できます。
●商品名:食品を直接包める無添加ポリエチレンラップ
●製造元:株式会社グローバル
●原材料:ポリエチレン
●耐熱温度:-60℃〜110℃
●寸法:幅30cm×長さ50m・幅22cm×長さ50m
【使用感】
この中でご紹介しているポリエチレンのラップの中では1番うすいです。ラップ同士が少しくっつきやすい気がします。
表面がつるつる系のお皿にはよくくっつきますが、表面サラサラ系はくっつきにくいです。
【価格】
税込131円(30cm×50m)・税込105円(22㎝×50m)です。
おすすめ無添加食品ラップ④ポリラップ
続いては「宇部フィルム」さんの「ポリラップ」です。
スーパーやドラッグストアでよく見かける無添加の食品ラップです。
●商品名:ポリラップ
●製造元:宇部フィルム株式会社
●原材料:ポリエチレン
●耐熱温度:-70℃〜110℃
●サイズ展開:幅30cm×20m・幅22cm×長さ50m
【使用感】
表面がつるつる系のお皿にはよくくっつきますが、表面サラサラ系はくっつきにくいです。
【価格】
税込149円(30cm×20m)・税込149円(22cm×50m)です。
Amazonや楽天市場でも購入可能ですが、まとめ買いになってしまいますし、スーパーで購入した方が安いです。
おすすめ無添加食品ラップ⑤バランスラップ
続いては「ウィルマックス」さんの「バランスラップ」です。
●商品名:バランスラップ
●製造元:株式会社ウィルマックス
●原材料:ポリエチレン(エンバランス加工)
●耐熱温度:-70℃〜110℃
●サイズ展開:幅30cm×20m・幅22cm×長さ20m
必須ミネラルを含んだ水を、容器などの素材であるポリプロピレンと衣類の素材であるポリエチレンを、水熱化学の理論を用いて反応させる加工技術です。良質の水、厳選した素材が使用されていて食品の鮮度保持にも役立ちます。
【使用感】
手触りがしっとりした感じがあります。こちらも表面がつるつる系のお皿にはよくくっつきますが、表面サラサラ系はくっつきにくいです。
エンボス加工により食品の鮮度が保たれているような気もします。
【価格】
税込495円(30cm×20m)・税込440円(22cm×20m)です。高級ラップですね。
スーパーやドラッグストアでは見かけない商品です。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも購入可能です。
おすすめ無添加食品ラップ⑥ニトリ
ここまでご紹介してきたのは使い捨てのラップですが、エコロジーの観点から使い捨てではないエコラップもご紹介します。
「ニトリ」で買える「シリコーン エコラップ」です。
以前100円均一のシリコーン製品からダイオキシンが出たことが問題になっていたので、素材自体の安全性が気になりますが、
どうやらシリコンもものによっては添加剤などの混ざり物があるようで、それらが影響しているようでした。
ニトリのシリコーンラップは混ぜ物していないか気になったので聞いてみましたが、100%シリコンとのことでした。
●商品名:エコラップ
●販売元:株式会社ニトリ
●原材料:シリコーンゴム
●耐熱温度:-30℃〜180℃
●内容量:大・小2枚入り
●サイズ:【大】直径22cm・【小】直径16cm
【使用感】
触った感じはしっとりと手にくっつく感じがあります。
ラップのようにお皿のフチに折り返してピタッとくっつかないので、フタのように乗せて使う機会が多いです。
お皿とラップの上の部分の接着面はピッタリとくっつきます。
直接包むこともできるようですが、気持ち的になんとなく直接包むときはラップを使うことが多いです。
【価格】
税込499円(2枚入り)です。
おすすめ無添加食品ラップ⑦ミツロウラップ
最後にご紹介するのは、「ミツロウラップ」です。
100%オーガニックコットン生地、持続可能な方法で収穫されたミツロウ、オーガニックココナッツオイル、ゴールデンツリーレジンを使用して手作りされています。
熱に弱い原材料が使用されているので電子レンジが使えません。
●商品名:ミツロウラップ
●原材料:
オーガニックコットン、ミツロウ、ココナッツオイル、ゴールデンツリーレジン
●耐熱温度:原材料のミツロウが熱に弱いため電子レンジでの使用不可
●サイズ展開:
Sサイズ:20×20㎝
Mサイズ:26×26㎝
Lサイズ:33×33㎝
【使用感】
使い方としては、ラップ自体は硬いのですが体温で簡単にやわらかくなります。
エコラップが冷えると粘着力が増し、密閉保存する事ができます。
使い初めはベタベタしますが、何回か使っていくうちに馴染んで使いやすくなっていきます。
無添加ラップではくっつきづらい、サラサラ系のお皿にもピッタリとくっつけることができました。
これまで紹介してきているようなラップとは使い勝手が違いますが、
植物から作られているという点で素材への安心感がありますし、
プラスチックの使用を少しでも減らすために、取り入れていきたいアイテムです。
【価格】
私は楽天市場で、S・M・Lサイズの3点セット1,920円で購入しました。
ミツロウラップはこのメーカーの商品に限らず、オンラインではいろいろな柄のおしゃれなものが売っていますし、おしゃれな雑貨屋さんとかでも見かけます。
まとめ
食品ラップの原料のお話と、食品ラップに使用される添加物のお話、無添加の食品ラップを7種類ご紹介しました。
食品ラップの原料は、「塩素系」と「非塩素系」に分かれます。
塩素系ラップは素材自体の安全性に不安が残りますし、得体の知れない添加物が使用されているので、私としては使用を避けています。
そして、原料がポリエチレンの使い捨てラップとして、
- ドン・キホーテのからだ想いラップ
- イオントップバリューの食品保存ラップ
- マツキヨの食品を直接包める無添加ポリエチレンラップ
- 宇部フィルムのポリラップ
- ウィルマックスのバランスラップ
繰り返し使えるエコラップとして
- シリコーンエコラップ
- ミツロウラップ
をご紹介しました。
ポリエチレンの無添加ラップも石油を原料としたプラスチックなので、耐熱温度などの使用方法を守って使うのが大切ですね。
使い捨てのラップに慣れているとエコラップは使い勝手がいまいち…と思うことも多々ありますが、購入しておいて、
使い捨てラップと併用しながら徐々に移行できるとよいかなーと思って私も実践中です。
食品ラップ選びの参考にしていただけたら幸いです。
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一つのスーパーで無添加食品を買い揃えるのは難しく手間もかかるので、無添加の食品を購入できるおすすめの通販サイトを下記の記事にまとめています。
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参考URL:
化粧品にも使われる(スティック系メイク)
消費者化学研究所(ポリエチレンの耐熱温度)
塩化ビニリデン技術協議会
ポリエチレンの安全性
食品安全委員会(ラップフィルムから溶出する物質)
旭化成 サランラップよくあるご質問