こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。
この記事はこんな方向け
- 無添加の豆腐を探している方
- 食の安全を大切にしている方
- 美容と健康のために今できることを探している方
様々な「無添加食品や商品」をまとめた記事です。添加物や化学合成物質が気になる方は、是非ご覧ください↓
豆腐の原材料を見てみよう
スーパーには、たくさんの種類の豆腐が販売されています。
値段も価格を抑えたものから、お高めのものまで幅広く置いてある食品です。
そして、豆腐はほぼ毎日、食卓に出るような食品ではないでしょうか。
そんな豆腐の選ぶときは、「安い」という理由だけでなく、その判断基準の中に「少しでも安全性が高い」を入れてもらえると良いなと思います。
ここで、1丁50円くらいで購入できる、とあるメーカーの「絹ごし豆腐」の原材料を見てみます。
【原材料】
丸大豆(国産)(遺伝子組み換えでない)、凝固剤(塩化マグネシウム含有物(にがり)・硫酸カルシウム・グルコデルタラクトン)、消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル・炭酸カルシウム)、レシチン(大豆由来)
見慣れない原材料名がたくさんありますが、この中で「大豆」以外は全て食品添加物に該当します。
あまりの食品添加物の種類の多さにびっくりしてしまいますね。
豆腐に含まれる食品添加物について
ここで、豆腐に含まれる食品添加物について説明したいと思います。
凝固剤
豆腐は豆乳から作られますが、豆乳を固めるために、「凝固剤」という食品添加物が使用されます。豆腐をつくるにあたって必要な食品添加物です。
その種類は、6種類あります。
- 天然にがり
(粗製海水塩化マグネシウム・塩化マグネシウム含有物) - にがり(塩化マグネシウム)
- 塩化カルシウム
- 硫酸カルシウム
- グルコノデルタラクトン
この中で「天然にがり」以外は、人工的に作られたものです。「天然にがり」は、海水を煮詰めて塩を作る時にできる液体のことです。
その液体を更に煮詰めて塩化マグネシウム以外の成分を除去したものが「にがり(塩化マグネシウム)」になります。
この「塩化マグネシウム以外の成分」の中に「塩化カルシウム」も含まれています。
「硫酸カルシウム」は化学合成して作られますが、保水力の高い舌触りの良い滑らかな豆腐が出来上がります。
「グルコノデルタラクトン」はでんぷんを発酵させて作られたもので、水に溶けやすく保水性に富んだ豆腐が出来上がり、凝固の速度も速いのが特徴です。
危険性はありませんが、凝固能力が高く、薄い豆乳で豆腐を作ることが出来ます。つまり、少ない大豆の量で、豆腐を作ることができるのです。
消泡剤
豆乳を作る際に、大豆を煮る過程で大量の泡が出ます。この泡が残ったまま豆腐を作ると、日持ちのしない上に、味が劣った豆腐ができてしまいます。
泡を手作業で取り除くのは大変なので、泡を消すために使用される食品添加物が「消泡剤」です。
主に使用される「消泡剤」は、「油脂系消泡剤」・「グリセリン脂肪酸エステル」・「炭酸カルシウム」・「シリコン樹脂」です。
いずれも、化学合成されている物質になりますが、出来上がった豆腐の成分は残らないため「加工助剤」あたります。
加工助剤は表示義務がないため、無表示で販売されている豆腐もあります。(丁寧に表示している商品もあります)
レシチン(大豆由来)
レシチンは、大豆に含まれる物質で乳化剤にあたります。
乳化剤とは、「水」と「油」という混ざり合わない物質を、混ざり合うようにする食品添加物です。「大豆由来」と記載があれば、大豆から取り出した成分で作られています。
危険性は高くはありませんが、原料となる大豆が遺伝子組み換え作物である可能性があるので、安全性に懸念を持つ人もいます。
豆腐そのものの原材料の「大豆」には、「遺伝子組み換え作物は使用していません」と記載のある豆腐が販売されていますが、「レシチン」に使用される大豆が「遺伝子組み換え大豆」から作られていないとは限りません。
豆腐の選び方
豆腐に使用される食品添加物について説明をしてきましたが、豆腐の選び方はシンプルです。
原材料が、「大豆」と「にがり」で出来ている豆腐
を選ぶようにしましょう。
「にがり」については、私は下記の2つ以外の「にがり」が使われている豆腐以外は買いません。
- 天然にがり
(粗製海水塩化マグネシウム・塩化マグネシウム含有物) - にがり
(塩化マグネシウム)
化学的に製造された「食品添加物」は、安全性が確認されて使用されていますが、「安全だった」ものが研究が進んで、実は「危険だった」ということはよくあることです。
なので食品に使われている原材料ができるだけシンプルなものを選ぶ、というのが私の考え方です。
ただ、あまりに原材料にこだわっていると、価格が高いものばかり買うことになってしまうので、そのあたりは家計の予算と相談しながら選んでいます。
スーパーで購入できる無添加豆腐①グリーンアイ
豆腐は、様々なスーパーで様々な商品が販売されているので、銘柄指定をするのが難しいのですが、全国的にどこでも買えそうな無添加豆腐をピックアップしました。
最初にご紹介するのは、「イオン」で購入できるTOPVALUシリーズの「グリーンアイ オーガニック木綿豆腐」です。
この商品は天然のにがり「粗製海水塩化マグネシウム」を使用しています。また有機栽培された大豆100%を使用しています。
●商品名:グリーンアイ オーガニック木綿豆腐
●販売者:イオン株式会社
●原材料:
有機大豆、凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム)
●内容量:150g×2個
●賞味期限:購入時点から6日後くらい
【味や食感】
木綿豆腐の中では、少し柔らかい方だと思います。普通に美味しい木綿豆腐です。
【価格】
150g×2パックで、98円(税込)です。天然のにがりを使用していて、無添加、しかも有機大豆を使用している豆腐として、かなり安い方だと思います。
大手スーパーのなせる業ですね。ただ、原産国が中国です。
「オーガニック絹ごし豆腐」も販売しています。
スーパーで購入できる無添加豆腐②セブンイレブン
スーパーではありませんが、コンビニで購入できるお豆腐を発見しました。
「セブンイレブン」の「国産木綿豆腐」です。コンビニで、にがり以外の添加物が使用されていないお豆腐が購入できるとは驚きです。しかも大豆は国産です。
●商品名:国産木綿
●製造者:㈱やまみ
●原材料:
大豆(国産)、凝固剤(塩化マグネシウム)
●内容量:150g×3個
●賞味期限:購入時点から4日後くらい
【味や食感】
感動するほど美味しいわけではないですが、普通においしいお豆腐です。木綿豆腐ですが、少し柔らかめに感じます。絹も販売しています。
【価格】
150g×3個が100円ほどで購入できました。この原材料で、この価格なら文句はありません。
ちなみにこの木綿豆腐以外にも「濃い絹」という濃厚なお豆腐も販売していますが、こちらも無添加です。
●商品名:国産とうふ 濃い絹
●製造者:株式会社やまみ
●原材料:
大豆(国産)(遺伝子組み換えでない)、豆腐用凝固剤(塩化マグネシウム)
●内容量:150g×3個
●賞味期限:購入時点から7日後くらい
スーパーで購入できる無添加豆腐③ローソン
続いてもコンビニで購入できる無添加豆腐、「ローソン」の「きぬ豆腐」です。
スーパーには無添加の豆腐は少ないのですが、なぜかコンビニで売っている豆腐って無添加が多いのですよね。
●商品名:きぬ豆腐
●製造者:株式会社山食
●原材料:
丸大豆、凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム)
●内容量:150g×3
●賞味期限:購入日から5日後くらい
【味や食感】
つるっとした食感の普通の絹豆腐です。普通においしいです。
凝固剤に天然にがりの粗製海水塩化マグネシウムを使用しているのもうれしいポイントです。
【価格】
150g×3パックで税込98円です。
スーパーで購入できる無添加豆腐④こだわりの味協同組合
私が愛用している無添加食品メーカー「こだわりの味協同組合」さんの「自然の味 国産大豆100%の絹豆腐」です。
こちらも国産大豆100%です。
●商品名:自然の味 国産大豆100%の絹豆腐
●販売者:こだわりの味協同組合
●原材料:
国産大豆、凝固剤(塩化マグネシウム)
●内容量:150g×2個
●賞味期限:購入時点から4日後くらい
【味や食感】
つるっとした、とてもやわらかい絹豆腐です。崩れやすいのが気になりますが、優しい味のおいしいお豆腐です。
【価格】
私は自然派のスーパーで150g×2パックで、200円くらいで購入しました。少しお高めな価格設定です。
「こだわりの味協同組合」さんと提携している全国のスーパーで購入が可能です。提携スーパーはこちら。
オンラインでの販売は公式サイトでは対応していません。またAmazonでも販売はしていなく、「楽天市場」のみで販売しています。
まとめ
豆腐はほぼ毎日食卓に登場する食品なので、できるだけ安心なものを選びたいですね。
この記事を読んでくださる方の、「無添加で、使い勝手が良くて、味も良い商品」を探す時間を少しでも少なくできるのであれば幸いです。
**********
一つのスーパーで無添加食品を買い揃えるのは難しく手間もかかるので、無添加の食品を購入できるおすすめの通販サイトを下記の記事にまとめています。
***********