
こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。
この記事はこんな方向け
- 食品添加物について知りたい方
- 食の安全を大切にしている方
- 美容と健康のために、いまできることを探している方
★スーパーやコンビニで買える無添加の調味料や食品をこちらのページにまとめています。
このブログでは、無添加食品や無添加でオーガニックな日用品をご紹介したり、無添加に関する知識などを日々配信しています。
先日の記事で、「無添加食品が危険といわれる理由」について無添加主義として考察してみました。
今回の記事では、その逆で「食品添加物は本当に危険なのか?」について真剣に考えてみました。
食品添加物とは?
まずは「食品添加物とはなんなのか?」という説明からしたいと思います。
食品添加物とは、
食品の製造過程で加えられる物質
のことです。
食品にはその食品ができるまでの間に、
- 製造工程を短くするための加工助剤
- 賞味期限を伸ばすための保存料
- キレイな色をつけるための着色剤
- おいしい味をつけるための調味料
などの様々な目的をもった食品添加物が使用されます。
ひとつの食品に、複数の食品添加物が使用される食品もあれば、食品添加物を一切使用せずにつくられている”無添加食品”も存在します。
食品添加物の種類
食品添加物として使用される物質はたくさんあります。
日本では国によって、1,000種類以上が食品添加物として指定されていますが、大きく4種類に分けることができます。
- 指定添加物
:安全性を確認し国が使用を認めたもの
(化学合成品物質など) - 既存添加物
:日本で長い食経験があるもの
(にがりなど) - 天然香料
:動植物から取り出された物質で色や香りをつけるもの(バニラ香料など) - 一般食品添加物
:食品として用いられるが、添加物として使用されるもの(寒天・果汁など)
見ていただいてわかるとおり、天然の香料や寒天や果汁や、日本で昔から使われてきた”にがり”なども食品添加物として指定されていたります。
そう考えると、
「食品添加物はすべてが危険」
というわけではないことがわかると思います。
無添加主義の私も天然のバニラ香料の入ったお菓子は食べますし、にがりを使用している豆腐も食べます。
ですが、それら以外にも化学的に合成された薬品のような食品添加物もたくさんあります。
食品添加物として指定されるには
食品添加物は国が指定しているとお伝えしましたが、国も適当に決めているわけではありません。
きちんと、その安全性を考慮して、食品に使用する上限を定めたりしながら、許可を出しているものばかりです。
つまり、きちんとした研究者によって
「安全と判断されたもの」
だけが食品添加物として、食品に利用することが認められているのです。
食品添加物は危険じゃない?
ちゃんと安全が確認されているなら
「食品添加物は危険じゃないのか?」
と思いますよね。
でも、この世の中に絶対に正しい判断基準なんてあるの?と思いませんか?
日本で使用が認められている添加物の中には、海外で使用が禁止されているものもあります。
この間まで使用が認められていた食品添加物が、「やっぱり危険だった!」と急に使用ができなくなってしまうこともあります。
結局のところ、基準ってそんなものだと思うのです。
そして、食品添加物の安全性の判断は、ひとつの添加物のみで判断されているということ。
数種類の食品添加物を掛け合わせて摂取したときの体への影響は明確化されていないのです。
食品添加物が使用されている食品には、たいてい数種類の食品添加物が使用されています。
「こういった食品を、生涯にわたって摂取し続けて本当に安全なのか?」
この問いには、きっと誰にもわからないのではないかと私は思っています。
食品添加物の中には、発がん性物質が含まれるものもあります。これは明らかに危険な添加物に該当します。
少量なら害はないけど、多量摂取すると人体に害のある添加物もあります。
(最低限避けるべき添加物についてはこちらの記事にまとめています)
塩も多量摂取すると、体に毒となってしまう食品のひとつです。
”塩分控えめ”
が健康な食生活の第一歩でもありますよね。
それなら食品添加物も、もっと控えめがいいという風潮になっても良いのに、とわたしは思ってしまいます。
現代の日本では、自分で意識をしないと食品添加物を避けて暮らすことはできません。
どこに行っても食品添加物を口にしてしまう私たちの、食品添加物の摂取量は本当に正しい量なのでしょうか?
「食品添加物は本当に危険なのか?」
という問いに対しての私の答えは、
- 実際に危険性のある食品添加物もあれば、危険じゃない食品添加物もある
- 複数種類が掛け合わされた食品添加物を長年にわたって摂取し続けることが、危険じゃないかもしれないけど危険かもしれない
すこし曖昧ですが、こんな結論となりました。
まとめ
私は食品化学のプロでもないし、本やネットでの情報を学んで記載しているだけの人間です。
そのため、食品添加物がどれほど危険なのか?を実証をもってお伝えすることはできません。
ですが、私は食品添加物にまみれた生活を送っていると、死にはしないものの、体に何かしらの影響は出てしまうのではないかと思っています。
なぜならわたしは原因不明のじんましんを、食品添加物を排除することによって克服できたから。
そして、食品添加物を避けることによって、長年苦しんだ過食嘔吐を克服することもできたのです。(これに関してはこちらの記事にまとめています)
これがわたしの真実です。