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遺伝子組み換え食品とは?そのリスクと身近に存在している真実

トウモロコシ 無添加のはなし
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。

 

「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。

 

この記事はこんな方向け

  • 遺伝子組み換え食品について知りたい方
  • 遺伝子組み換え食品を避けたいと思っている方
  • 食の安全を大切にしている方

 

★スーパーやコンビニで買える無添加の調味料や食品をこちらのページにまとめています。

 

遺伝子組み換え食品」とは、どんな食品かご存知でしょうか?

 

さまざまな食品のパッケージに、

「遺伝子組み換えではない」

という文言が記載されているのを見かけたことのある方も多いはず。

 

そんな表示を見て、なんとなく「遺伝子組み換え作物は体によくないの?」と思ってはいるものの、実際には「なぜ?どのように体によくないのか?」については理解していない方もいるかもしれません。

 

そこで今回の記事では、

遺伝子組み換え作物とはなんなのか?

遺伝子組み換え作物が体に良くないといわれる理由

について詳しくお伝えしたいと思います。

 

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遺伝子組み換え食品とは

遺伝子組み替え食品は、遺伝子組み換え作物を使用してつくられた食品です。GMO食品(genetically modified organize)とも呼ばれます。

 

遺伝子組み換え作物とは、

生物のもつ遺伝子に対して別の生物の遺伝子を組み込むことによって、ある特性を持たせた作物

のこと。

 

例えば、イネは乾燥に弱い植物ですが、乾燥に強い遺伝子を組み込むことによって、乾燥地帯でもイネを育ててお米を収穫できるようになる素晴らしい技術でもあります。

 

その反面、疑問視される特性をもたせた遺伝子組み換え作物があります。

 

それが、除草剤耐性をもつ作物です。

 

作物の栄養を奪ってしまう雑草は、農家の大敵です。

人手を使って除草作業をするにはコストがかかりすぎます。

除草剤をまくだけで雑草を枯らすことができれば、企業は効率よく作物を育てることができ、利益も上げることができるのです。

 

ですが、除草剤を使ってしまうと育てたい作物も枯れてしまいます。

 

そこで開発されたのが、除草剤耐性をもたせた遺伝子組み換え作物です。

除草剤の成分に耐性のある微生物の遺伝子が組み込まれていて、除草剤を浴びても枯れることのない作物を育てることができます

 

そんな便利な遺伝子組み換え作物ですが、良いことばかりではありません。

遺伝子組み替え食品にはリスクがあるのです。

 

遺伝子組み換え作物の危険性①除草剤の残留成分

除草剤散布

除草剤として有名なモンサント社が販売する「ラウンドアップ」。

すべての植物を枯らすことができる強力な除草剤です。

 

アメリカのトウモロコシ栽培や大豆栽培では、ラウンドアップの使用が主流で、強力な除草剤をまいても枯れない遺伝子組み換え作物とセットで栽培されています。

 

そこで問題になるのが、作物に残るラウンドアップの強力な成分です。

 

ラウンドアップの主成分はグリホサート

グリホサートは、国際がん研究機関で「ヒトに対しておそらく発がん性がある」というグループに指定されています。

にもかかわらず、その効率性の高さから世界中でグリホサートは使用されてきました。

 

そして、その危険な成分は作物にも残留します。

 

フランスの研究では田園地域の住人の全員の尿からグリホサートの成分が検出され、アメリカにつぐ遺伝子組み換え大豆の産地ブラジルでは、調査した母乳の80%以上にグリホサートかその代謝物が検出されています。

 

欧州議会ではすでに2022年までに農業用としてのグリホサートの使用を禁止することを決めています。

アメリカでもカリフォルニア州では2017年にはグリホサートを発がん物質リストに掲載し、警告表示を義務付けています。

 

そんな流れの中にありながら、アメリカから農産物を大量に輸入する日本は、2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩めました。

もともと日本では基準値を厳しく設定していましたが、残留基準値が厳しいと輸入できないため米国にあわせて残留基準値を緩和し続けているのです。

 

グリホサートは小麦栽培にも使用

この危険な成分のグリホサートは小麦の生産にも使用されています。

日本で販売されている市販の食パンはほとんどが輸入小麦を使用しています。

 

2019年4月におこなわれた農民連食品分析センターの調査によると、市販の食パン製品の13製品中から、9製品にグリホサートが検出されたと報告しています。

 

これは衝撃的な事実ですよね。

 

遺伝子組み換え作物の危険性②殺虫毒素

虫

遺伝子組み換え作物の中には、害虫被害を防ぐために、殺虫毒素をもつ微生物の遺伝子が組み込まれているものもあります。

この遺伝子が組み込まれた作物を食べた小さな虫たちは死んでしまいます。

 

そんな殺虫毒素が組み込まれた作物を、人間が食べて無害とはとうてい思えませんよね。

 

こういった作物が、直接スーパーに並ぶことはありませんが、牛や豚、鶏などの家畜の飼料となっています。そして、私たち人間がそのお肉を食べているのです。

 

牛や豚や鶏の飼料に「遺伝子組み替え飼料は使用していません」と明記しているメーカーがありますが、それは

殺虫毒素をもっていない飼料を食べたリスクのないお肉を販売している

ということを伝えたくて明記してあるのです。

 

日本は遺伝子組み換え作物の輸入大国

大豆イメージ

遺伝子組み換え作物は現時点で日本では栽培されていないものの、年間に2,000万トンを輸入する世界一の遺伝子組み換え作物の輸入大国になっていることをご存知でしょうか?

 

輸入の認可がされているのは以下の8品目。

  • 大豆
  • トウモロコシ
  • 綿実
  • 菜種
  • テンサイ
  • ジャガイモ
  • アルファルファ
  • パパイア

実際に流通しているのは、大豆、トウモロコシ、綿実、菜種の4品種で、輸入される90%が遺伝子組み換え作物だと推定されています。

 

「そんなにたくさん?」と思いますよね。

私たちがスーパーで、煮大豆や冷凍コーンを買うとき、パッケージの表示を見ると「遺伝子組み換えではない」と表示されているものしか目にしないと思います。

 

そのため、遺伝子組み換え作物を使用している食品って少ないのかなぁ、と思う方もいるかもしれませんが、実は意外なところで使用されているのです。

 

それが、「」と「食品添加物」です。

 

サラダ油

サラダ油は大豆油なたね油など、数種類の油をブレンドしてつくられています。

その原料となる大豆やなやねには、輸入された遺伝子組み換え作物が使用されています。

 

オイルの大手メーカーである日清オイリオさんの公式ホームページのQ&Aには、

Q.「遺伝子組換え原材料を使用していない油はありますか?」

A.「日清オイリオで取り扱っている食用油で、遺伝子組換え原材料を使用していない油は、べに花油、こめ油、ごま油、オリーブオイル、グレープシードオイル、アマニ油、ココナッツオイル、マカダミアナッツオイル、パーム油、ひまわり油です」

と明記しています。

つまり、これ以外の油はすべて遺伝子組み換え作物が原料となっているのです。

 

油に関しては、「遺伝子組み換えではない」という表示を見たことがないので、遺伝子組み換え作物は使用されていないと思っている方も多いと思います。

 

ですが、組み替えられたDNAが加工工程で除去・分解され、最新の検出技術によってもその検出が不可能とされている加工食品については、遺伝子組換えに関する表示義務はないのです。

 

食品添加物

トウモロコシのでんぷんを原料とした「異性化糖」。食品添加物の一種でもあります。

砂糖よりも安いためお菓子や清涼飲料水に多様されている甘味料ですが、これは遺伝子組み換えであるトウモロコシが原料となっています。

成分が分解されているという理由で、こちらもパッケージへの表示義務はありません。

 

大豆由来の乳化剤である「レシチン」も同様に遺伝子組み換え大豆が使用されていますが、表示義務はないのです。

 

世界の遺伝子組み換え作物に関する動き

遺伝子組み換え作物大国であるアメリカでは、2009年に米国環境医学会が遺伝子組み換え作物には、

  • 免疫システムへの悪影響
  • 生殖や出産への影響
  • 肝臓、腎臓などの解毒臓器への障害

があるとして、流通を止めるべきだと提言しています。

しかしアメリカ政府はこれを受け入れてはいません。

 

EUでは、EUが認めた遺伝子組み換え品種の利用を認めていますが、2015年の理事会指令で、その利用はEU加盟国の判断に任せています。

そしてEU加盟国の28カ国のうち19カ国が、遺伝子組み換え作物の流通の禁止をしています。

 

英国、スコットランドでは学校給食に遺伝子組み換え食品を使用することを禁止し、レストランメニューには表示を義務化しています。

 

ロシアに関しては、2016年に遺伝子組み換え食品の輸入と栽培を禁止しています。

 

インドでは遺伝子組み換え食品の規制が先行しており、2018年には非有機農産物の輸入と販売を禁止している州もあるほどです。

 

世界的に遺伝子組み換え食品を禁止する流れがある中で、日本ではアメリカやカナダから大量の遺伝子組み換え作物を輸入しています。

遺伝子組み換え食品は、油や食品添加物として形を変えて、私たちの食卓に広く浸透しているのです。

 

まとめ

決して安全とは言い切ることができない「遺伝子組み換え作物」。

日本では大量に輸入されている上に、油や食品添加物として形を変えてさまざまな食品に使用されているのが現実です。

 

例え、成分が分解され、それぞれの食品に使用されている量は少量だとしても、長期に渡って摂取し続けることになんの影響もでないとは限らないと思うのです。

 

「どんな食品にどんなものが使用されているか」をしっかりと勉強しないと、安全な食生活なんて得られないのが現代の日本の食文化となっていることに愕然としてしまいます。

 

このブログを読んでくださる方々の、安心安全な食生活の参考に少しでもなるのなら幸いです。

 

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参考:
安田節子著 「食べ物が劣化する日本」
日清オイリオ お客様相談室

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