
こんにちは。
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無添加生活をメインに、美容と健康に関するブログを書いています。
ナチュラルな生活、キレイになる生活を送るために参考にしていただけたら幸いです。
・アニマルウェルフェアについて知りたい方
・人間だけでなく動物の尊厳も守りたい方
・アニマルウェルフェア対応の食品を探している方
アニマルウェルフェア対応の食品は少ない
先日の記事で、「アニマルウェルフェアとは何か」について触れました。
この記事で、アニマルウェルフェアに対応した食品が少ないことをお伝えしました。
そして、アニマルウェルフェアにのっとって、家畜と向き合いながら食品を生産している牧場と食品(牛乳)をご紹介しました。
今回の記事はその続きで、アニマルウェルフェアに対応している牧場と、その食品をご紹介したいと思います。
今回は、「卵・肉鶏」編です。
卵を産むにわとりさんと、食用のにわとりさんを育てている会社(牧場)です。
※肉牛・養豚編はこちらの記事です
アニマルウェルフェア対応の食品
卵
黒富士農場
出典:黒富士農場
山梨県甲斐市の標高1,100mの場所に位置する「黒富士農場」さん。
黒富士農場では、「豊かな自然環境」・「放牧」・「天然湧水」にこだわって鶏を育てています。
アニマルウェルフェアに関して
日本で初めて有機JASを取得した、オーガニック卵を生産しています。
採卵鶏での有機JAS取得は非常に難しく、鶏の食べるもの、飲むもの、暮らす場所、全てにおいて厳しい基準が設けられています。
鶏の食べるものに関しては、「非遺伝子組換え飼料」・「発酵飼料」・「有機栽培飼料」を採用しています。
暮らす場所に関しては、「平飼い放牧」での飼育で、鶏たちは自然を駆け回り、のびのびと育てられています。
販売食品
黒富士農場では、リアルオーガニック卵や、放牧卵、卵を使用したスイーツなどを生産・販売しています。
オンライン販売は対応していませんが、電話やFAXで注文可能です。
黒富士農場さんの公式ホームページはこちら
白洲郷農場
出典:白洲郷農場
山梨県北杜市白州町にある「白洲郷農場」さん。
白洲郷農場さんでは、養鶏と耕作農業が互いに支えあう有畜複合というスタイルをとっています。
アニマルウェルフェアに関して
白州郷牧場の鶏たちは、広く風通しのよい鶏舎を自由に駆け回りながら、仲間と暮らしています。
ひよこの時から白州の清らかな水を飲み、農場で有機栽培された野菜や草、発酵飼料を食べて育ちます。
ストレスがかからないよう、のびのび育てられ、元気いっぱいで丈夫な鶏たちです。
野菜の栽培方法に関しては、無農薬・無化学肥料。有機JAS認定もされています。
販売食品
平飼いの卵や、鶏肉、有機野菜などを生産・販売しており、公式サイトで購入可能です。
白洲郷農場さんの公式サイトはこちら
大江ノ郷自然農場
出典:大江ノ郷自然農場
鳥取県八頭郡八頭町にある「大江ノ郷自然農場」さん。
創業者がの「近代養鶏場のケージに閉じ込められ、羽がぼろぼろになったニワトリたちの現状を変えたい」という、強い思いで実現した農場です。
アニマルウェルフェアに関して
大江ノ郷自然牧場の鶏たちは、自然由来の無添加のえさを食べて、平飼いの自由に動き回れる環境で、のびのびと暮らしています。
また、大江ノ郷自然牧場では鶏のことを愛情をこめて「コッコ」と呼んでいるそうです。
販売食品
平飼いのたまごや、卵を使ったスイーツ、だし巻き卵やソーセージなどを生産・販売しており、公式サイトで購入可能です。
大江ノ郷自然農場さんの公式サイトはこちら
ニワトリノニワ
出典:ニワトリノニワ
高知県四万十市にある「ニワトリノニワ」さん。
四万十川の河口位置し、鶏を放し飼いし、無精卵ではなく有精卵の卵を生産しています。
アニマルウェルフェアに関して
1,000羽の鶏を、15,000㎡の広大な敷地で育てています。
鶏舎はありますが、24時間開け放しで出入り自由の放し飼いです。
もちろん、飼料は非遺伝子組み換え・ポストハーベストフリーのトウモロコシや大豆の他にも、地元産のコシヒカリやカツオも食べています。
抗生物質やワクチンは不使用で、薬・機械・石油に頼らず、非効率で少量生産にこだわった高級卵(池田なません)を生産しています。
販売食品
公式サイトでは、平飼いの卵やお米が購入可能です。
高級卵「池田なません」は、楽天市場でも購入可能です。
ニワトリノニワさんの公式サイトはこちら
肉鶏
秋川牧園
出典:秋川牧園
このブログでも何度もご紹介している、山口県山口市にある「秋川牧園」さん。
鶏を飼い、豚を飼い、牛を飼い、さらには有機野菜やチーズやワイン・ビールもつくっている総合農園です。
アニマルウェルフェアに関して
秋川牧園さんでは、日光と自然の光の入る開放鶏舎を採用し、飼育密度を落とした薄飼いにより、動物自体の健康を基本としています。
そして、一般では不可能とされた、若鶏における全期間無投薬飼育を、世界の先駆的な開発者としていち早く実現しています。
えさに関しては、残留農薬安心の畜産物の確立、全植物性飼料の開発、ポストハーベスト無農薬・遺伝子組み換えをしていないnon-GMO飼料原料を採用しています。
また、昭和50年代から野菜を無農薬、無化学肥料で生産するチャレンジ始め、今では年間50品目以上の野菜を、無農薬・無化学肥料で栽培しています。
この他にも、農場の生産物や自社製品は、社内の品質管理室で毎日様々な検査を行い、安全と品質を確認している徹底ぶりです。
販売食品
鶏肉や豚肉、牛乳、そして有機野菜を公式サイトで販売しています。また、から揚げやチキンナゲットなどの冷凍食品も無添加で販売しています。
秋川牧園さんの公式オンラインショッピングはこちら
秋川牧園さんは、お試しセットも販売しています。お試しセットの商品レビューを、こちらの記事はにまとめています。
つくば鶏
出典:つくば鶏
茨城県桜川市にある「つくば鶏」さん。
つくば鶏さんのブランド肉である「つくばオーガニックチキン」は、日本国内で生産される鶏肉として唯一、農林水産省が定めるJAS有機認定を取得した鶏肉です。
アニマルウェルフェアに関して
鶏舎は、筑波山麓の大自然に囲まれた場所に設置。
飼育羽数は、鶏舎1㎡あたり10羽以内として、十分な飼育スペースを確保しています。
さらに運動スペースも用意して、鶏にストレスがかからない環境で育てています。
全飼育期間(入雛から出荷まで)、全羽数に対し、病気予防のための抗菌性物質などの薬を一切投与していません。
飼料の主原料は、Non-GMO(非遺伝子組換え作物)を使用しています。
販売食品
肉鶏の他にも唐揚げやつくねを生産していますが、公式サイトでの販売はしていません。
ですが、楽天市場で「つくば鶏」が購入できます。
つくば鶏さんの公式サイトはこちら
まとめ
アニマルウェルフェアな卵と鶏肉をご紹介させていただきました。
アニマルウェルフェア対応している食品は、食の安全を大切にしている方が気になる、
- ワクチンや抗生剤の不使用
- 遺伝子組み換え飼料の不使用
- 無添加
が守られているところが多いので、安心安全な食品であることが多いですね。
無添加主義の私も安心です。
生き物や地球にやさしい選択をしていきたい方にとって、何かの参考になれば幸いです。