こんにちは。
閲覧いただきありがとうございます。
私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。
「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。
この記事はこんな方向け
- 無添加のハンドソープを探している方
- 肌に触れるものの安全性を気にし始めた方
- 美容と健康のために今できることを探している方
様々な「無添加食品や商品」をまとめた記事です。添加物や化学合成物質が気になる方は、是非ご覧ください↓
昨今、ウィルスの感染問題もあり、うがい・手洗いに関して意識がかなり高まってきました。
私もウィルス感染はとても怖いので、外から帰ってきたらうがい・手洗いは徹底しています。
そして、無添加主義な私は無添加のハンドソープを使用しています。
肌に触れる洗剤や石けんも肌にやさしいものが良いと思い、無添加を選んでいますが、最近のウィルス感染の流行を機に、
無添加のハンドソープの殺菌作用があるのか
ということが、気になりだしてしまいました。
無添加のハンドソープは肌にやさしいですが、恐ろしいウィルスを撃退することはできるのでしょうか。
そこで今回の記事では、無添加のハンドソープの殺菌効果についてと、おすすめ無添加ハンドソープをご紹介したいと思います。
無添加のハンドソープの殺菌作用
無添加のハンドソープの殺菌作用のお話の前に、「殺菌」や「除菌」「抗菌」「消毒」の違いについて簡単に触れておきます。
市販の洗剤等のパッケージには、
「殺菌」や「除菌」「抗菌」「消毒」
という記載がありますが、これらの違いを意識したことはあるでしょうか?私はあまり意識したことがありませんでした。
違いは下記のとおりです。
殺菌 |
菌を殺す作用があること |
除菌 |
菌を取り除くこと |
抗菌 |
菌の増殖を防ぐこと |
消毒 |
菌をある程度殺すこと |
参考:日本石鹸工業協会
「殺菌」も「消毒」も、菌を殺す作用があったり、ある程度殺すことができる作用がありますが、完全に菌を殺すことができるわけではないのですね。
「薬用」と記載されたハンドソープは、国に指定された「殺菌」「消毒」などの作用がある成分を使用している医薬部外品に該当します。
薬用ハンドソープには、殺菌成分が含まれているということですが、肌に負担がかかることは否めないですよね。
菌はしっかり落としたいけど、肌への負担も減らしたいのが本音ではないでしょうか。
無添加のハンドソープの成分を見てみると、そのほとんどが「純石けん成分(カリ石けん素地)」です。
では、純石けん成分には殺菌作用はあるのでしょうか?
実は、普通の純石けん分でつくられた石けんと、薬用ハンドソープでは、殺菌効果には大きな差がないと言われています。
これは、石けん成分に殺菌作用があるわけではなく、普通の石けんで手を洗うことによって、表皮の汚れと一緒に菌がある程度落ちるからです。
少し古いデータですが、大手メーカーの花王さんの平成11年に行った手洗い実験では、手についた大腸菌群の95%を普通の石けんで洗い流すことができたそうです。
同じ実験で、薬用石けんで手洗いを行った際には、98%の除去率でした。
思ったより差が少ないことに驚きますね。
また、東京都健康安全研究センターの手洗いの実験では、手洗い用の石けんが薬用かそうでないかに限らず、丁寧な手洗いをすることで、手についた菌の数を減らすことができるという結果もでていたそうです。
その実験によると、最も効果の高い洗い方は、
「10秒もみ洗いしたあとに、15秒流水で洗い流す。これを2回繰り返す」
という方法でした。
ハンドソープに何を使用するかではなく、洗い方が大事ということですね。
ウィルス感染防止を意識して、手洗いの頻度が増えていると思いますが、その都度刺激の強い成分の入ったハンドソープで手を洗うよりも、無添加の手肌にやさしいものを選びたいですね。
そこでここからは、おすすめの無添加ハンドソープをご紹介したいと思います。
おすすめ無添加ハンドソープ①ミヨシ
最初にご紹介するのは、100%石けん成分で製造されている「ミヨシ」の「無添加せっけん泡のハンドソープ」です。
香料・着色剤・防腐剤など全て無添加です。
●商品名:無添加せっけん 泡のハンドソープ
●製造元:ミヨシ石鹸株式会社
●全成分:水、カリ石ケン素地
●内容量:350㎖
※カリ石けん素地が、純石けん成分です。脂肪酸カリウムという表記がされている場合もありますが、脂肪酸カリウムは液体の純石けん成分のことをいいます。固形の石けんの場合は脂肪酸ナトリウムと表記されます。
【使用感】
泡立ちは優しく、キレイキレイなどの薬用ハンドソープを比べると泡立ちがよい方ではありませんが、使った後の手の乾燥具合は、かなり軽減されると思います。
香料は使用されていないので、特に良い香りはしません。
【価格】
350㎖の容量で定価は450円(税抜)なので、薬用ハンドソープと同じくらいの値段です。ドラッグストアでも販売しているので買いやすい商品です。
Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも購入できますが、ドラッグストアなどで購入した方が安いです。
ミヨシさんは、石けん成分のみでつくられている「ボディソープ」や「食器用洗剤」も販売しています。(私はどちらも愛用しています)
おすすめ無添加ハンドソープ②えみな
続いては、ハンドソープとして販売しているわけではありませんが、ありとあらゆる洗い物?に使える万能粉石けん「si・emina99(えみな99)」です。
純石鹸分99%を主材料とし、会田伸一氏が開発した抗酸化溶液という特殊酵素を使い、手間を惜しまず手作りされた粉石鹸で、
使用用途としては、
洗濯石鹸、柔軟材、浴用化粧品、風呂釜洗剤、浴槽洗い用洗剤、ペット用の洗剤、食器洗い用洗剤、油汚れ用洗剤、自動車用洗剤、歯磨き、靴洗い用洗剤、トイレ用洗剤
など多岐に渡り、水で溶かしてハンドソープとして使用することもできます。
●商品名:si・emina99(えみな99)
●製造元:ASK株式会社
●全成分:純石鹸分99%
●内容量:1kg
【使用感】
水で溶かして使用する場合は、40ℓに対して約2gほど(洗濯洗剤に使う時など)なので、ハンドソープとして使う場合は、
100均で販売している泡だて用のハンドソープボトルに水を満タンにいれて、1g未満のほんの少しを混ぜるだけで、ハンドソープとして使用できます。
使用感としては、ミヨシのハンドソープみたいな軽い泡に、匂いもほとんどなく、さっぱりした洗い上がりです。
【価格】
1kgで4,000円ほどなので、少し高く見えてしまいますが、水に溶かして使用するので、とっても長持ちします。
ドラッグストアなどでは販売しておらず、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも購入できます。
歯磨き粉としてそのまま使えたり、カーペットのダニ除去にも使えたり、とにかく万能で、匂いもほとんど気にならず、
さらには使用したあとの水によって環境の浄化ができる可能性もあり、化学物質過敏症の方でも使えるような洗剤でもあります。
おすすめ無添加ハンドソープ③シャボン玉石けん
続いても石けん成分だけでつくられている、「シャボン玉石けん」さんの「シャボン玉バブルガード」です。
●商品名:シャボン玉バブルガード
●製造元:株式会社シャボン玉本舗
●全成分:水、カリ石ケン素地
●内容量:300㎖
シャボン玉石けんさんのカリ石ケン素地は、昔ながらの釜炊き製法で、熟練の石けん職人がつくっています。
じっくり時間をかけてつくるこの製法は、原料である天然油脂の保湿成分が残るので、しっとりとした洗い上がりになります。
【使用感】
プッシュするときめ細やかな泡が出てきます。ミヨシさんのハンドソープと比べると、もっちりとした泡で手を優しく包み込むような感触の泡です。
洗い上がりも、さっぱりしながらも手肌のしっとり感が残ります。
【価格】
300㎖の容量で定価は660円(税込)です。カリ石鹸素地をつくる工程に時間をかけているからか、お高めの価格設定です。
こちらもドラッグストアで購入する方が安いですが、取り扱いがない店舗もあるようです。
Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。
おすすめ無添加ハンドソープ④arau
最後は、石けん成分に植物エキスが配合されている、「arau(アラウ)」さんの「アラウ 泡ハンドソープ」です。
上記2つでご紹介したハンドソープは、無香料でしたが、こちらは天然の香料が配合されているため、やさしい良い香りがするのが特徴です。
●商品名:arau 泡ハンドソープ
●製造元:サラヤ株式会社
●全成分:
水、カリ石ケン素地、グリセリン、クエン酸、ラベンダー油、ライム油、シソ葉エキス、ローズマリーエキス、BG
●内容量:300㎖
arauでは、「植物エキス」を抽出する際の溶媒として使用されているもので、エキスに微量ながら残留してしまうため、原料として添加している成分ではありませんが記載されています
【使用感】
グリセリンなどの保湿剤や、うるおい成分であるシソ葉エキスとローズマリー葉エキスが配合されているため、洗い上がりに手肌のしっとり感が感じられるハンドソープです。
油汚れもスッキリと落とせることができるので、性能面でもばっちりです。
【価格】
300㎖の容量で定価は440円(税込)です。定価では、この商品が一番低価格です。
Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。
まとめ
私は新型コロナウィルスが流行しだしてから、無添加石けんでは殺菌できないのかも…と不安になっていましたが、無添加ハンドソープでも問題なさそうで安心しました。
現時点だと、ハンドソープも在庫切れのものが多く、通販だと価格が高くなってしまうものも多いのが残念です。
このブログを読んでくださる方の、今後の選択に少しでも参考になれば幸いです。
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参考:
産経ニュース 「薬用せっけん」使って大丈夫なの?
朝日新聞DEGITAL 殺菌・抗菌・除菌・滅菌・消毒… 何が違う?効果は?