虫、金属、パルプ…意外な原料でつくられている食品添加物まとめ

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無添加のはなし
ころ
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実は食品添加物って意外な原料からできていることを知っていますか?この記事では意外な原料からつくられている食品添加物をご紹介します。

私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。

 

「無添加」の食品や商品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加商品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。今回は、無添加食品のご紹介ではなく「食品添加物のまめ知識」についてお話します。

 

この記事はこんな方向け
・食品添加物について学びたい方
・食の安全性を気にし始めた方
美容と健康のために今できることを探している方

 

様々な「無添加食品や商品」をまとめた記事です↓

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食品添加物の意外な原料

私は無添加主義のため、食品添加物をできるだけ避けて生活を送っています。そうすると自然と、食品添加物について学ぶ機会も多くなってきます。

先日、危険性の高い避けるべき食品添加物についてを記事にしましたが、実は意外な原料からできている食品添加物があるのです。

★最低限避けるべき食品添加物についての記事はこちら

その原料を知ってしまうと「これから食べられないかも…」という食品添加物があるのです。

 

そこで今回の記事では「意外な原料でつくられている食品添加物」をまとめました。

ショックを受けてしまう可能性もあるので、危険性が無ければ食品添加物の原料までは気にしないという方は、読まないでください。

 

虫が原料の食品添加物

植物が原料の食品添加物はよくありますが、実は「虫」が原料になっている食品添加物が存在するのです。

コチニール色素

コチニールイガラムシが原料で、橙から赤紫色の天然の着色料です。乾燥させたイガラムシから熱水で色素を抽出します。

お菓子、かき氷のシロップ、ハム、ソーセージなどに赤系の着色料として使用されています。

コチニール色素には弱い毒性があるとされており、アナフィラキシーショックやぜんそくなどのアレルギーを発症する危険性があります。

 

銅クロロフィル

蚕のふんが原料になっている緑色の着色料です。蚕の幼虫のふんを乾燥させて、中に含まれる葉緑素(クロロフィル)と銅を結合させてつくられています。

抹茶風味のアイスや着色料に使用されていることが多いです。危険性については特に問われていないようです。

 

シェラック

植物に張り付いているカイガラムシの分泌物です。カイガラムシが身を守るために分泌する物質で、ツヤツヤにコーティングされているチョコレートなどに使用される光沢剤です。

赤い色をしているため着色料として使用されることもあります。

食品のパッケージの原材料欄には「シェラック」と名称が記載されている場合もあれば、「光沢剤」とだけ記載されている場合もあります。

虫の分泌物ですが味やにおいは無く、毒性もないため安全性の高い食品添加物といわれています。

 

キサンタンガム

トウモロコシのでんぷんを細菌(バクテリア)により発酵させた食品添加物です。ドレッシングなどに「とろみ」をつけるために使用される「増粘剤」として使用されます。

こちらも毒性は無く、安全性は高いとされています。

ただ、原料となる「トウモロコシ」に遺伝子組み換え作物が使用されている可能性があるため、出来れば避けたい食品添加物でもあります。

 

その他の意外な原料

虫以外にも、「こんなものが?」と思うものが原料になっている食品添加物もあります。

CMCナトリウム

紙を作る時の原料であるパルプに、化学薬品を混ぜて抽出される食品添加物です。

アイスクリームなどに増粘剤や乳化剤として使用されます。別名カルボキシメチルセルロース。

毒性やアレルギー性がないため、比較的安全といわれています。

 

酸化チタン

金属チタンが原料で二酸化チタンとも呼ばれます。白色の着色料として使用される食品添加物です。

乳製品やホワイトチョコレートなど、白色の加工食品に使用されます。

酸化チタンは毒性があることがわかっていて、世界保健機関(WHO)では酸化チタンを「発がん性がある物質」に分類しています。また、不妊や妊娠合併症のおそれもあるといわれています。

ただ、これらの危険性は気管内に入った場合においての危険性であり、口から食べる分には危険性はほぼ無いとされています。

 

酸化第二鉄

鉄くずが原料で、日本ではバナナの変色防止剤に使用されたり、こんにゃくの着色料に使用される食品添加物です。EUでは使用上限のない着色料として、チーズや肉製品などに使用されています。

摂取すると胃酸で分解され、鉄分となるため危険性は少ないとされています。

 

まとめ

こうしてみると、食品添加物って様々なものからつくられているのだなぁ、と感心してしまいます。

見た目を美しくするために使用される食品添加物が、「虫」が原料だったりするのは不思議な感じですね。

金属や鉄くずが原料の食品添加物は、危険性がほぼないということも意外です。

 

口に入れるものなので、目に見えるものだけでなく、その食品がどんなものが原料となっているかを知ることも大事にしたいですね。

 

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参考URL:たべるご
参考書籍:食品の裏側2 著:安部司

 

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ころ

ブログ管理人のころです。
無添加生活10年目。無添加やオーガニックの食品やアイテムを日々探し求め、見つけては記事にしています。美容の小ネタなんかもときどき。
現在過去記事見直しがてら、YouTubeもつくってます。
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