塩にも添加物が!無添加主義のおすすめ自然塩5選<自然塩の決定版>

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岩塩 無添加のたべもの
ころ
ころ

こんにちは。

閲覧いただきありがとうございます。

私は食品添加物を摂取しないことにより、全身に広がるじんましんを克服して以来、美容と健康のためにも「無添加」生活を送っています。

 

「無添加」の食品を見つけるのは意外に難しいので、「無添加食品」を日々探し求め、見つけては記事にしています。

この記事はこんな方向け

  • どんな塩を買うと良いか悩んでいる方
  • 食の安全を大切にしている方
  • 美容と健康のために今できることを探している方

 

★無添加の調味料や食品について、こちらのページにまとめています。添加物が気になる方の参考になれば幸いです。

 

それは、お肉やお魚・野菜や果物、どんな食品にかけても、一瞬でおいしく仕上げることができる魔法の調味料です。

 

醤油やマヨネーズ、ケチャップやソースにいたるまで様々な調味料がありますが、そのほとんどに「塩」が使用されています。

 

そんな塩は、スーパーで買おうとすると価格の安いものから高いものまで、たくさんの種類が販売されていますよね。

 

製法もいろいろとあり、

「どれを購入したらよいのかわからない」

と悩む方も多いと思います。

 

そこで今回の記事では、身近な調味料「」についての添加物の話と製法の話、さらにはおすすめの「塩」をご紹介したいと思います。

 

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塩に使用される添加物

塩

塩のパッケージに記載されている原材料欄を見てみたことはありますか?

そこには、

「海水」

とだけ記載されていることがほとんどです。

 

添加物が入る余地はまったくないと思っていましたが、実は塩にも添加物が使用されていることをご存知でしょうか。

 

固結防止剤

塩をケースに入れて保管しておくと、固まってしまうことはありませんか?

塩は湿気に触れると結晶同士がくっついてしまう性質(固結)があります。

その固結状態を防止するために、食品添加物が使用されているのです。

 

固結防止剤として、日本では無水リン酸ソーダや炭酸マグネシウムなどが、昔ながらのサラサラした食卓塩に使用されていたりします。

 

加工助剤

塩の製造過程で使用されますが、途中で分解され無害となるため、成分表示欄には記載されない薬剤が使用されていたりもします。

 

亜硫酸ナトリウムやポリリン酸、消泡剤としてのグリセリンエステルなど様々な薬品が使用されています。

 

それぞれの説明は省きますが、塩ってこんなにも薬品を多用して作られていることに驚いてしまいますね。

 

塩の原材料

塩田

塩の原材料・製法についても簡単に触れておきたいと思います。

塩は主に下記の3つが原料となっています

  • 海水
  • 塩水湖
    ⇨海が地殻変動で陸に囲まれたことによりできた海水の湖
  • 岩塩
    ⇨海だった場所が地殻変動で陸地となり、塩分が結晶となり地中に埋もれている硬い塩の塊のこと(国産はない)

 

海水の中でも、

  • 普通の海水
  • 海洋深層水

を原料とした塩があります。

 

海洋深層水は、水深200mよりも深い海水の総称です。

海洋深層水を使用した塩は、表面の海水よりも汚れが少なく、栄養素多く含まれているという特徴があります。

 

岩塩は、ミネラル豊富と思われがちですが、実は塩化ナトリウムの純度の高い塩であることをご存知でしょうか。

海水からつくられた精製されていない塩は85%ほどが塩化ナトリウムでできていますが、岩塩の場合は99%が塩化ナトリウムでできているのです。

 

塩の製法

塩

塩の製法に関しては、様々な方法があり複雑でもあるので、パッケージ欄に記載されていてよく見かけるものを簡単にまとめました。

 

煮詰め

海水を釜で煮詰めることにより塩がつくられますが、

  • 立釜
  • 平釜

という2種類の釜で煮詰める製法があります。

 

立釜は真空蒸発缶を利用して海水を煮詰める製法ですが、一般的にイオン交換膜透析法にで採用される製法です。イオン交換膜透析法については後ほど説明します。

 

平釜は日本の伝統的な製法で、濃縮した海水を平らな窯で、直火で煮詰める製法です。

 

天日干し

塩田を作り海水を蒸発させ、濃縮した海水をさらに日光で蒸発させる製法です。

輸入した天日塩に後からミネラル分を加えてつくられた塩も、パッケージに「天日干し」と説明されていることもあるため、「天日干しだから良さそう」と思わないように注意が必要です。

 

蒸発

熱した金属に、海水を吹き付けることで海水を瞬時に蒸発させる手法です。

海水の成分が塩に残りやすく、ミネラル分が多いのが特徴です。

沖縄の名産である「雪塩」はこの製法で作られています。

 

イオン交換膜透析法

いわゆる精製塩はこの製法でつくられています。

原料は海水ですが、電気分解により濃度の高い塩水をつくりだし、その塩水を立釜で煮詰めて結晶化させたものが精製塩です。

大量生産が可能で、品質が安定するため、価格が安く広く普及しているのが「食塩」といわれる精製塩なのです。サラサラした塩で、塩辛い味が特徴です。

海水を煮詰めたときにできる「にがり」に含まれるミネラルなどの成分が取り除かれているため、塩化ナトリウムの純度が高いのも特徴です。

そのため、摂取すると血圧が上昇しやすいという人体への影響があります。

 

 

塩に関しては様々な製法があり、

どの製法の塩が良いのか?

がメーカーによって主張が違ったりするため、購入する際に判断が難しいところです。

 

無添加主義の私としては、

  • もちろん添加物は使用していない
  • 精製されていない自然塩
  • 加工過程での使用する薬品の量も少ない

上記のような塩を購入したいと思いました。

 

私が購入してきた中で、おすすめのお塩をピックアップしました。

 

おすすめの塩①雪塩

最初にご紹介するのは、サラサラとしたパウダー状の「雪塩」です。

透明度が沖縄随一と言われる、宮古島の地下海水からつくられる自然塩です。

2日間かけてに続けて濃縮した海水を、熱した金属板に吹き付けることにより2秒間で水分を蒸発させることにより、サラサラの粉末状の塩が完成します。

この製法は、海水に含まれるニガリ分も塩の中に閉じ込めることを可能にするため、雪塩にはマグネシウムやカルシウム、カリウムが豊富に含まれています。

雪塩
●商品名:雪塩
●製造者:(株)パラダイスプラン
●原材料:宮古島の地下海水
●内容量:60g

 

【味や風味】
さらさらと粉のような状態の塩で、料理の途中で味付けとして使用するというよりは、

  • ゆで卵に塩をかけたい時
  • トマトを塩でシンプルに食べる時

などでき上がった料理へのアクセントとして使うのに最適です。塩なのに甘味が強く、味はかなりまろやかで塩味も弱めです。

 

驚きのサラサラ感と甘味と旨味のある塩なので、添加物や薬品を使用しているかと思いメーカーに問合せしたところ、添加物はもちろんのこと加工助剤として薬品も使用していない、とのことでした。

完全無添加の塩です。

 

【金額】
私は自然派スーパーで60g 400円くらいで購入しました。

Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも購入可能です。

 

おすすめの塩②ぬちまーす

続いてもパウダー状の沖縄の塩「ぬちまーす」です。

一般の食塩よりも塩分が25%も低くミネラルが21種類含まれています。

宮城島の太平洋側の海水のみを原料とし、輸入塩、固結防止剤などの添加物は一切使用していない自然塩です。

パウダー状であることや製造方法などが雪塩と似ていますが別の商品。塩分は雪塩より若干高め、ミネラルの含有量は雪塩よりも多いです。

ぬちまーす
●商品名:ぬちまーす
●製造者:(株)ぬちまーす
●原材料:沖縄県宮城島の海水
●内容量:111g

 

【味や風味】
雪塩と比べるとかなり”にがり”の味が強いです。

ですがその中にほんのりの甘みを感じたり、ほどよい塩気があります。

こちらも料理の味付けに使うよりは、完成した料理のプラスする調味料として使うお塩かな?という感じ。

 

【金額】
111gで税込540円です。

自然派スーパーでたまに見かけますが、在庫切れなことが多いです。

Amazonや楽天市場、Yahooショッピングで買うのがよさそう

ぬちまーす
沖縄ロハス よもぎ蒸しと生蜂蜜
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おすすめの塩③玖美の塩

続いても沖縄の塩、「玖美の」です。

沖縄の久米島沖の水深612mより汲み上げた海洋深層水を100%使用してつくられています。

海洋深層水を直火を使わずにスチーム加熱し、そのまま凝縮・天日干しにした自然塩です。

玖美の塩

●商品名:玖美の塩
●製造者:久米島海洋深層水開発(株)
●原材料:海水(海洋深層水)
●内容量:200g

 

【味など】

粒子は大きすぎず小さすぎず、どんな料理にも使いやすい粒感です。

味は天然塩ならでは甘味が感じられ、塩味もしっかり感じられるお塩です。お魚やお肉の下味につけると旨味がギュッと増すような気がします。

中身の塩の写真はこちら。

玖美の塩の中身

 

【金額】

スーパーでは200gを、400円くらいで購入しました(販売していないスーパーもあります)。精製塩と比べるとかなり高いですね。

Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも購入可能です。

玖美の塩
沖縄のお土産、塩、食品 河野商店
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おすすめの塩④海の精

続いては伊豆大島の塩、「海の精」です。

無添加の加工食品に、「塩は海の精を使用」とあえて特記している商品をよく見かけるため、良い塩に違いないと思っていましたが、実際に購入してみてよい塩だと実感しました。

伊豆大島の海水を100%使用し、太陽熱や風力などの自然エネルギーを利用した塩田と平釜を用いた、日本の伝統的な製法でつくられた自然塩です。

海の精
●商品名:海の精
●製造者:海の精株式会社
●原材料:海水
●内容量:240g

 

【味など】
やさしい塩味とほんのりやさしい甘さを感じるバランスのよい塩だと思います。

私は、下味や調理過程で塩を多めに使う際(炒め物やお赤飯を作る時など)にこの塩を使用します。

作る料理にコクのある甘味と塩気がプラスされて、おいしく仕上がるなと思っています。

 

【金額】

取り扱っているスーパーは割と多いのでは?と思っています。240gを800円くらいで購入できるところが多いのではないでしょうか。

伯方の塩は1kgで400円ほどで購入できるので、かなり高級なお塩です。

Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。

 

おすすめの塩⑤小笠原の島塩

最後にご紹介するのは、「小笠原の島塩」です。

小笠原はユネスコの世界自然遺産にも登録されているほど、自然豊かなエリアです。

そんな世界に誇る透明度の海水を使用した貴重なお塩です。海の精に比べてミネラル含有量も多いです。

小笠原の島塩
●商品名:小笠原の島塩
●製造者:(有)小笠原フルーツガーデン
●原材料:小笠原の海水
●内容量:200g

 

【味など】
こちらもバランスのとれたおいしいお塩です。

料理に使うとしっかりと塩味がつきます。

不純物の少ない塩なので、透明度の高い塩水が作ることができます。

 

【金額】
小笠原のお土産でいただきました。

本島ではまず見かけない商品ですが、楽天市場・Yahooショッピングでも購入可能です。

200gで1,000円ほどで販売しています。

小笠原 島塩
小笠原フルーツガーデン
¥ 1,400(2024/04/14 10:49時点)

 

まとめ

おすすめの自然塩を5品ご紹介しました。

塩の入っていない加工食品はほとんどないと言ってもよいくらいですよね。

どこにでも潜んでいる「塩」

手料理にも下味や仕上げとして、つい入れすぎてしまう「塩」

できるだけ、安心できる製法でつくられた塩を選びたいですね。

 

塩は摂取しすぎると、人体に害を与えてしまいます。

世界保健機構では大人一人当たり、5gまでの摂取を呼びかけているため、どれだけの塩を自分が摂取しているかは意識しておきたいですね。

 

この記事を読んでくださる方の、「無添加で、使い勝手が良くて、味も良い商品」を探す時間を少しでも少なくできるのであれば幸いです。

 

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一つのスーパーで無添加食品を買い揃えるのは難しく、手間もかかるので、無添加の食品を購入できるおすすめの通販サイトを下記の記事にまとめています。

 

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参考:
塩百科 食用塩の品質

食育大辞典 天然塩と精製塩は何が違う?

無添加のたべもの無添加のはなし
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